casse-noisette mamoru さん、こんばんは。 私は詳しくはありませんが、クラシック音楽系劇場作品に興味があるので、ちょっと調べて見ました。 参考URLは: (1) http://www.balletmet.org/Notes/NutHist.html (2) http://deutschmachtspass.cocolog-nifty.com/blog/2006/11/nussknacker__dcc7.html です。 (1) から、チャイコフスキーの胡桃割人形の台本は、大デュマの L'Histoire d'un Casse Noisette (The Story of a Hazelnut-cracker) を元に書いたとあるので、フランス語では Noisette になったのではないかと思います。 又、この大デュマの作品は、E.T.A.Hoffmann の Nussknacker und Mausekonig (The Nutcracker and the King of the Mice) の翻案(日本語の Wikipedia)であるとありますので、ドイツ語では、Nussknacker と書かれるのでしょう。 更に、(2) の記事本体のおしまい部分にドイツでは Nuss と言っても、胡桃よりはハシバミの方が身近な Nuss だとの話があるので、Nussknacker が Casse Noisette になるのも不思議は無いのかも知れません。 問題は、E.T.A.Hoffmann の時代のドイツ人が (2) の様な所謂「胡桃割り人形」を胡桃を割るのに使っている(た)のか、ハシバミを割っていたのかが判らない事です。両方とも割っていたなら、日本語では、「木の実割り人形」とかの方が良かったのかも知れませんね? 仏語も独語もチンプンカンプンなオジサンの空想でした。
Re: casse-noisette ボーやさん レスありがとうございます。 大もとの話は、ドイツだったんですね。 ドイツでも、クルミよりハシバミ(ヘーゼルナッツ)の方が身近らしいようで、 フランスからドイツにかけては、よくとれるものらしいと言うことが分かりました。 フランスでは、ハシバミ noisette はたいへんポピュラーで、クッキーの上に乗っていたりして、 よく食べられています。