Re: 初スイス高山病、ハイキングコース教えてください! 人にもよるのかもしれませんが薬を用意するまではないのではないかと思いますよ。 皆さんもおっしゃられているように、徐々にならして無理なことをしないように気を付けてください。 自分の場合、行ってみてわかったのですが、グリンデルワルトのロッジが谷側で、駅へは急斜面の上りになっており、ユングフラウ・ヨッホに登る朝、列車に間に合うよう駆け足でロッジを出ましたところ、もの凄くきつくて、駆け足しているつもりなのにちっとも進まないという体験をしました。 ハァハァ・ゼイゼイ、短かい距離なのになのにあり得ないほど息切れして、やっとの思いで駅に着いた時には倒れんばかりでもの凄い形相になっていたことと思います。(駅員さんの反応で異常なのがなんとなくわかりました。) その時は、早朝で寝ぼけてて、まだ体が目覚めてなかったからだと思っていたのですが、今思うと明らかに高山症(?)なんですよね。 当時、この時のことはレポートにも書いたのですが、しばらく気がつきませんでした。(誰も指摘してくれなかったし T_T) http://bbs.arukikata.co.jp/bbs/tree.php/page/2/-/id/19916/-/parent_contribution_id/16897/ 一晩滞在していてなんともなく、順応しているはずのグリデルワルトでもいきなり上り坂を駆けたりするとこういうこともあるので気をつけてください。 その後、列車に乗っている間に落ち着き、後は何の支障も無く旅程をこなせたので良かったですが。 その後、ユングフラウヨッホの帰り一駅のアイガーグレッチャー駅で下車してクライネシャイデック駅まで歩きました。 上り坂もありますがほとんどは下りなので比較的楽なところだと思います。 天気がよければ雄大な景色の中、最高ですよ。 その後、クライネシャイデック駅から登山電車で→ヴェンゲン駅~ゴンドラで→メンリッヒェン~ロープウェイで→グルント駅~歩いてグリンデルワルトへと帰りました。 その時の移動時間など、参考になりますでしょうか? http://bbs.arukikata.co.jp/bbs/tree.php/page/2/-/id/24623/-/parent_contribution_id/16897/ スレッドの中のmyswiss.jpのリンク先はほとんど改訂されていますので新しい情報はこちらで。 http://www.myswiss.jp/
Eucomis spさん はじめまして&ありがとうございます。 貴重な体験談を読ませていただきました。 ご旅行された時の事も! 普段、何気なくやっていること(慌てて走る等。。。)が大変な結果を招いてしまう事が、とても身近に感じられました。 景色が素晴らしいと言われる場所や、ホテルの事などまたまた本と首っ引きで調べています(笑) ご丁寧に書き込みして下さり、感謝しています。 ありがとうございました。
高山病というけれど・・・ まあ 高山病といってもいろいろあって・・と気楽に行ってはいけないのかもしれませんが、素人のナマ兵法講釈をすこし・・。 高地では空気(つまり酸素)が薄いので平地と同じ呼吸では血液中に取り込む酸素の量も減るため 体力・・この場合はおもに体温を維持するためにはせっせと血の巡りを浴しないと間に合わなくなります。 こうした状況にすぐ心肺機能が馴化できる人は平気な顔をしていますが、体力的なノンビリやさんは、アタマの方で少しペースを上げてください・・と送る信号がフラフラ感や脱力感です。 あこがれの場所に舞い上がって駆け出したり、興奮したりすると余計酸素がいりますから、この症状がでやすいのです。 ですからお子様なども元気に駆け出したり、興奮気味だと・・すぐぐったりになります。 ヒマラヤなどの場合は 空気の薄さと体力が落ちた結果の心肺機能低下で血液中の酸素不足が体温低下、肺炎、腎機能低下などとつながり大事に至ります。 この場合の対処は 下に下ろすのが一番ですが、とりあえずは 酸素吸入や低圧室に入れて体力の回復を促します。 スイスあたりの 高山病は健康な人にとっては少しハードなマラソン程度ですから 普通は止って(いえ急激な停止はいけません)ゆっくり呼吸すればいいのですが 息が上がった状態ではなかなか深い息が出来なくなります。 水を飲み、気を落ち着け、息をゆっくり吐くことでお腹と肺に余地を作れば自然に たくさんの空気が吸える・・のです。 ですから 高山病・・と考えるより、酸素の薄いところへ来たのだからと考えればいいのです。 多少の違和感は その人がノーマルだからで、感じないのは鈍いか、頑丈なだけ・・・。 いえ でもくれぐれも高をくくってはいけませんが・・。 お気安めになりましたでしょうか。