マイレージとタクシーチケットと

国の財政に余裕はなく、高齢者の年金、医療、介護などにまで厳しく削減が及んでいるのは周知のこと。

国会対策と称して毎晩都心の盛り場に繰り出して時間調整、終電がなくなった頃、霞ヶ関からタクシーで自宅へ帰還という財務省などの役人の行状はいかがでしょうか。

国家公務員の旅費は法令で定められて国費からきちんと支給されています。

特に国家公務員と関連団体職員の海外出張などにともなうフライトマイレージは年間で相当なものになるはずです。
公務出張は職として行われるのですから、それは個人のものとは全く違います。
現在のようにマイルを個人が懐にするのは、国家公務員の場合は、特に法的に問題があるから話題にされているので、これを個人のねたみのレベルのお話にするのは、議論のすり替えでちょっといただけません。

倫理的にも毎晩タクシーチケットで何万円も利用しているのはよくありませんが。
とくに国土交通省の役人は、終電近くの通勤電車の混雑ぶりが自分のことだったらもっと早く対策を考えたと思いませんか。

なにしろ、さいたま副都心駅には大宮からすぐなのに、京浜東北線のみならず中距離電車も停まらせたたくらいですから。

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