08/06/21 13:26

むしろ問題にすべきは議員の視察という名の豪遊

たしか、視察旅行で買春までしていたことが発覚していますね。
これから活発化する大名旅行は、「○○市の環境対策」、「XX国の福祉
行政」の視察とかが名目ですが、実際にやっているのは、観光と宴会。

座席はファースト、目的地はたったの30分で、証拠写真とWEBから盗んで
きた落ちこぼれ学生よりもできの悪いレポート。

きちんと海外視察をすれば、今のような見識のかけらもないような議員だ
らけということはなくなるでしょう。ですから、まともな視察ならば、税金
で賄い、安全や現地で活躍するためには、ビジネスクラス程度は認める
べきでしょう。ちなみに、ブレアは個人の休暇ではエコノミーだったとか。

マイレージは、公務員の業務出張が制度に追いついていない例の一つに
過ぎないのではないかと思っています。現行では、確か客と航空会社との
契約の一部なので、個人に特典が付くのは仕方ないという解釈だったと
記憶しています。少なくとも企業ではそうなっているはず(判例があるか
否かは調べていないのでわかりません)。

公務員を叩けば、国民に受けるという過去の『成功例』に味をしめて、
やっているだけならば、ここでも国民は踊らされているだけのような
気がします。高級(高給?)官僚と一般公務員とは分けて考えないと
関西地方の知事みたいになってしまいます。

人事院や内閣府などがきちんと規則を作り、少なくとも国内航空会社と
交渉すれば問題は解決すると思います。それなしに、人気取りだけで
動いているとしたら情けないことです。

個人的には、囲い込み政策に踊らされているので、なくなったほうが
良いと思っています。これがないときで、しかも海外発券航空券が
安かった時代には、いろいろなエアラインに乗る楽しみ(二度と乗るまい
というものを含め)があったのは確かです。

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