視覚的、味覚的なことは個人の名尺度です

水が違うことはそこに住む人間に関する全てが違ってくるので、案外怖いことですよ。
先の方で返事を書かれていた方は日本からシャンプーを持ってこられていた、と、ありましたが、日本の水は日本人の髪に合うように出来ており、そのシャンプーも日本の水に都合のいいように出来ています。ですから泡立ちが違ってきますし、長期お使いになるのは滞在日数にもよりますが、現地の物を使われた方がいいと、思います。
シャンプーや化粧品を含めて、海外のブランドが商品開発に当たっては、やはり最終チェックのときは日本人の検体を求めていました。あるメーカーが全世界的に売っているボディークリームも東南アジア向けにはさらさら仕上げになるようにし、乾燥のひどい欧州向けのクリームはこってりしています。
このように、もし日本から緑茶なんかを持って行かれたら、一発でおわかりになることでしょう。お茶の色がまず出ません。そしてアク、油のような光る物がうっすらと膜を張ったかのようににカップの中で広がります。紅茶でもそうなりますし、ペットボトルの水でもそうなります。・味も悪いです。そのうちアパートが違えば水の味もそれぞれ違うと言うことにも気が付れると思います。水道管事体が、個性があるといいましょうか、建物自体相当古いですから、そこへ供給される水自体に味が付いてしまうのでしょう。ですから何ともいえません。石灰が多く含む水の出る家などは、沸騰させるだけで、白くなにかが、泡立っているかしら~って、感じですし、アイロンの穴も詰まりますし、湯沸かしケトルの電気部分は白く石灰でコーティングされてしまいます。もっと北の方になるとケトルにいれた水が、すでに白い。と、感じるのです。そして洗濯して乾いた服が、なんだか粉っぽい!ことも次第に経験されるでしょう。しかしそれは気になる人は気にして、それなりに対処しますし、気にしない人は何もしないしで、と、個人の感覚です。
パリは大抵が水道代込みの形式を取っています。高熱費は使った分だけ支払います。ただそれも大家さんに依るのでまちまちです。内訳はEDFというところから請求書が来るので分かります。

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