欧州旅行で驚き

Re: 欧州旅行で驚き・・ではありますが

確かにビックリするほどの変りようではありますが、年寄りに言わせると　まだまだ海外観光旅行解禁時の相場間に比べれば驚くほどの事はありません。

もっとも当時は日本国内の外国製品の値段が物品税のせいでバカ高かったため　こういう見せびらかし物品を買うことで　優越感?をもてたと云う利点はありました。

それぞれの国のその時々の経済状況で　変るこうした状況を体験するのも海外旅行の楽しみ・・・かもしれません。

国力がついて?からのご経験しかないと　この落差は確かに大変なことでしょうが・・。

欧州旅行客が減り続けている理由の一つです

日本からの海外旅行者は様々な要素で増減します。

中国は今年初めからの一連の事件が影響しているのでしょう。
韓国はブームが去ったこと。

その中で欧州は面白い傾向が見られます。西欧が減り続けているのに対し、
東欧が前年比二桁程度の伸びを示しています。ただし、元々の桁が違うの
で全体としては激減です。

国別の詳細な記録は少ないのですが、ドイツに関しては前年比(2007/2006)で5%の増加。これはワールドカップの反動からすれば、飛躍的とか。
一方、大幅減少が日本で約15%。余談ですが、相変わらずライン川とロマン
チック街道しか旅行しない。もっと良い場所は沢山あるのにというコメント
付きでした。

ユーロはすぐに崩壊するとか、イタリアのように(確か今回の選挙で躍進
した北部同盟がその中心)脱退したがっている国もあるのですが、実際は
大方の予想に反し、順調に伸びています。今後は米ドルとユーロの二極体制
で進むのでしょうか。マハティールが主張したアジア共通通貨に対し、日本
は黙殺の姿勢だし、今の日中関係では当面無理でしょう。何より、安定して
いる通貨が少なすぎ、差も多きすぎる。

一方で、中国と欧州人観光客による日本買いは益々エスカレート。
平日の三越の売り上げを支えているのは中国人ツアー客だとか、秋葉原の
ヨドバシに行くと中国語が流れ、高級時計売り場は、日本人以外が買い物
しているとか。フィンエアーが人気の理由の一つがロシア人の日本買いだ
とか。

確かに日本の物価は安いのですが、安さだけに消費者も供給側も目を奪われ、
今はすっかり冷めてしまった(少し早すぎるのではないかと思うのですが)
輸入食品問題をはじめとする食の安全問題、派遣問題をはじめとする雇用
の問題、国内産業空洞化などを起こしてしまいました。ここで冷静に考え
ねばならないことなのですが、日本人は将来構想を練るのが苦手らしく、
将来に関してはは悲観的にならざるを得ません。

Re: 欧州旅行で驚き

私達は毎年のようにヨーロッパへ行っていますが、ユーロ導入時に90円台でしたから、180円台は為替相場だけでも約2倍ですね。

そして、日本は所得が下がり、ヨーロッパは所得が上がっているのでその差は3～4倍にも感じています。

日本人にとって、昔のヨーロッパ旅行は実に楽しいものでした。
私達は、今夏でヨーロッパの全ての独立国の訪問を終えるので、これからはヨーロッパ旅行を避けたいと思っています。

私達のこれからの旅行は、大きい島(エルズミーア島(カナダ)を除く1～20番目まで)、Great Rift Valley(アフリカ)、余り人の行かないアジアの国々や世界のリゾート地を目指したいと思っています。

Re: 欧州旅行で驚き

　確かにユーロは高いですね。

　円は日本だけで流通する通貨で、方やユーロは全欧州の
共通通貨になりつつあります。

　この差がユーロを実際よりも高い通貨に押し上げている
だけです。実際の価値は1ユーロ=100円ぐらいでしょう。

　もし東アジア&東南アジア全域で共通通貨ができれば対抗
できますが、無理ですね。

　でも人民元だけはいい勝負ができそうです。

　

悲しいですね、いや輸出には悪くない・・・

良い事もあれば悪い事もある円安・・と言うかドル安ですが、欧州(ドイツは除く)の物価高の裏にはアメリカと同じ住宅バブルの背景があり、そろそろ終焉を迎える・・・最近読んだ本でエコノミストが書いていました。

欧州工業製品がそれ程魅力の有るとは思えなかった私には納得の行く説でしたが・・・サテ実際にはどうでしょうね。
来年欧州旅行を計画していますので、この一年が見物です。
2000年の円はホント強かったです。

>いかに日本の経済力・円の力がないかを思い知らされた旅行でした。

経済力は問題ないですよ。
円の力は金利の問題だけだと思いますよ。
要するに、金利が安い、先行き不安で貯金が増えて消費しない・・・。

仕事は忙しいのです。