08/06/14 06:16

フランス人は家庭では水道水を料理に使います

以前、パリまたはその郊外でフランス人の家庭に短期にホームステイしました。
2年ほどの間隔で3家族経験しました。
どこも、料理とか、コーヒーを入れるために湧かす水は、水道水でした。
本人達は、パリの水道水は飲んでもいいことになっていると言っていました。

レストランでは、水の頼み方は、2種類あります。
普通に、ガイドブックにあるように、ミネラルウォーターを頼む方法。
ミネラルウオーターの瓶を持ってきます。当然有料です。(仏語では、l'eau minerale)

水道水を頼む方法は、une cafafe d'eau SVP ユヌ カラフ ドー シルヴプレ と言えば
水道水を頼んだことになります。(ピッチャーに水下さい、という意味です。)
この場合、パリでは、カラスのピッチャーに入れて持ってくるか、
無色のワインの大きさの瓶に水道水を入れて持ってきます。
無料です。

小さな大衆的な食堂の奥の方に席を取ると、
食堂の人が、ガラス瓶に水道水を入れて
冷蔵庫に入れて冷やしているのを見ることがあります。

パリの水道水は、硬水です。
その味は、エヴィアンより少し硬水感(えぐみ)が少ない感じです。
エヴィアンで問題ない人は、または、慣れればお腹の調子が悪くなることはないでしょう。
(ミネラル分によるお腹への影響は個人差があるかもしれない)
殺菌はされているので、生水でも、蛇口から出してすぐなら
菌による下痢等は、普通は考えられないと思います。

パリの家庭では、20リッターのポリタンクで水を配達するような物は、
見たことはないです。
探せば、そういう業者はいるかもしれません。
スーパーで、主婦が、2リッター入りのペットボトルを6本まとめて買って行くのを、
見ることはあります。

家庭の食卓では、食事中の水として、ミネラルウオーターを出す事が多いです。
(水道の水は、何か格が落ちるような、作法に反する、または、食事がおいしくない、
 または、ミネラルウオーターが健康によいと思っているのかもしれません。)

後は、各個人の判断でしょうね。

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