08/06/09 03:22

日本の検疫所および病院

インドネシアからの帰国者には、タイからの帰国者と違って、帰国時に検疫の黄色いカードの提出も、求められません。従って、口頭で申告しなくてはならないのですが、「少し体調わるいです」とか「おなかが痛いです」といっても、大して相手にされません。自分も、腹痛を訴えたことありましたが、「病院いってください」で終わりでした。後日、症状がもっとひどくなって、検疫センターに電話したときも、同じような対応でした。その後、本当に症状がひどくなって、病院へ行ったときは、抗生物質を出してくれましたが、検査などはされず、これで治らないなら大きな病院へ行ってください、それで終わりでした。

多少大げさでも「何かがヘン」と感じたときは、成田の検疫にしつこく言ったほうがいいと思います。(それでも対応してくれないことありますが。)あとで病院へいくといっても、本当の意味で感染症に対応できるのは、大きな病院のなかの限られた病院だけで、そこまで出かけていくというのはなかなか大変です。こういう目に会っているのは自分だけではない、正直日本には、感染的な病気にかかっても、成田で簡単にスルーして、その後も原因もわからぬまま「放置状態」になっている人が、たくさんいるかと思います。鳥シンフルエンザのヒトからヒトへの感染はまだ世界的には「流行」しているレベルではありませんが、もしも大規模に流行したとき、1番最初の段階で日本が措置をとらなければ、今の日本の対応のままであると恐らく国内で爆発的な感染状態になるかと思います。

グアムからの帰りにやはり激しい腹痛と嘔吐感に襲われたことがあります。あまりに激しいために飛行機では座席の下で寝るという状態になりました。すぐに成田の検疫で訴えましたが、「グアムだったら大丈夫」という言葉だけでスルーでした。その後、自分は電車内で倒れて救急車で運ばれました。

ケースにもよりますが、正直、「検疫」にはあまり期待しないほうがいいかもしれません。感染症であれば待たせたりせずにすぐ対応してくれるような日本国内の大きな施設を知っておくこと、これも大切です。そして成田からの帰りにそのまま病院へいけば、それは海外旅行保険の適用内であるケースが多いです。今度いくときは、日本国内の感染症にも対応できる病院をあらかじめ調べておく、海外旅行保険に入っていく、この2つをしておくだけでもかなり気が楽になりますよ。

  • いいね! 0
  • コメント 1件

1件のコメント

  • 退会ユーザ @*******
    08/06/09 08:45

    Re: 日本の検疫所および病院

    K18さま
    現在の検疫の詳しい状況を
    教えていただきありがとうございました。
    確かに、今回も黄色いカードは、もらいませんでした。

    私は、日常から、下痢しやすく
    食べ過ぎたり、疲れていたりすると
    今回のような状況になることがあるので
    軽く考えてしまいました。
    私も、家族も症状は、軽かったのですが
    これが、無差別に他のかたにうつしていたら…
    と、思うと、また、胃が痛くなります。

    もちろん、海外旅行保険には、毎回
    必ず入っています。
    検疫のサイトも調べてみましたが、感染症対応の病院も
    調べてみます。ありがとうございました。

    • いいね! 0
    • コメント 0件