08/06/07 08:14

書き方が悪かったのか?

すでにみなさんがきちんと書かれているので、今更書くこともないので
しょうが。

ヘヤードライヤー:国内で売っているものは100V製品ですので、これを
直接イタリアで使うと大変なことになります。一度経験されればわかる
のですが、TVにあるような「よい子は絶対まねしないでください。」に
相当する行為なので、やはり絶対にしないように。電力を低質な熱に変換
するのは無駄が多く、大量の電力を消費します。ですから、並大抵の
変圧器では敵いません。本体の数倍以上でしかも、よほど高性能、高級品
でも使っていない限り、無駄です。鞄の中が余りに軽すぎて、海外旅行の
気分になれないとか、毎日身体を鍛えるために重石を持って通勤している
人ならば止めません。

なお、海外対応のものですが、ドライヤーがないと生きて行けないという
かた以外は敢えて買うものでもないと思います。私も持っていますが、実際
に持参したのは、一回か二回だけ、以後何処にしまったのかもわからない
状態です。大抵は、ホテルに備え付けられています。ないようなホテルで
もフロントで貸し出します。それすらないようなホテルでは、そもそも
室内で使えばブレーカーが落ちる構造です。

携帯電話:これは日本の特殊事情でしょう。国内だけでしか流通しない
仕様のために、海外で使うことをあまり想定していない。その間に、国内
メーカーは海外メーカーに大きく水をあけられてしまいました。それでも、
最近は、スマートフォンとか、海外メーカーのものも参入しているので、
徐々に変わっていくでしょう。ちなみに、私はスマートフォン派ですので、
240V対応が標準装備です(でも標準品なんかほとんど使ったことがない)。
実は、昨晩もそれでかなり長い文章を書いて、ここに返事書いたのですが、
最後の一行くらいで全部吹っ飛びました。家電量販店に行けば、海外用の
ACアダプターは必ず売っています。最近多いのが、USBタイプで、INが
AC100-240Vで、OUTが5Vで、アダプターのUSBポートから電源を取ります。

デジタルカメラ:これこそ、日本から出て海外を制覇した製品ですので、
はじめから海外市場をにらんでいます。しかも、今はリチウムイオン
バッテリー以外を探すのが難しい(ニッケル水素充電池が使えるタイプは
意外に人気で、いざとなれば一気に電力を出せるタイプの乾電池も使える
ので汎用性に富む)。これもいくつかのバッテリーを機種ごとに使って
いるので、汎用の(同じものがサードパティーの同種品)ものを持って
いくことで、敢えて充電器を持たない選択肢もあります。まだ米国ほど
バッテリーに関しては欧州は五月蠅くないと思います。機内持ち込みですが。
充電器も所詮、INがACの100/240Vなだけで、DCにしてしまえば区別しませ
ん。この部分がはじめから240Vに対応しているはずだということ。万が一
(カメラ付属では見たことがない)、そうでなければ、上のバッテリー
を複数持つ(このほうが軽いはず)ことで対処できます。恐らく、初期の
デジタルカメラで、単三電池タイプのもののなかに、充電器が国内仕様の
ものがあったのかも知れません(これとて今のニッケル水素充電器は
まずワールドワイド対応です)。

最後はホテルの浴室。Outletが110/220V両用対応。しかも日本と同じ
(米国式の)ポートです。以前、10VのPC(わかる人にはわかるでしょう)
の充電にも成功したので、10W程度は大丈夫。5V製品なら間違いなくOK。
デジタルカメラや携帯電話のバッテリー、携帯端末、携帯AV機器です。
ただし、湿気は大敵ですので。高級、アメリカンタイプのホテルならば
ありますが、クラシック(というか古くぼろい)ホテルになるとない
可能性が大です。

日本、台湾、香港、ソウルやシンガポールなどの先進国アジアの大都市
ならば現地調達でも全く問題ないのですが、欧州とりわけイタリアは
厄介。まず店がない。あっても、まともなものがほとんどない。という
ことで、用意するのならば国内でどうぞ。

  • いいね! 0
  • コメント 0件

0件のコメント