慰謝料請求は聞いたことがない 極論すれば、オーバーブックで自分の席がないと聞かされ目の前が真っ暗になった。 精神的苦痛を味わったので、慰謝料を請求したい。そのような訴訟を聞いたことが ありません(私が知らないだけの可能性は否定しません)。ただし、フィリピンの入れ墨事件 のような滑稽(理不尽)な判例もあるので、やってみる価値ありと思う弁護士が居るかも知れ ません。 みなさんが指摘している通り、航空機の場合は目的地まで運べば良いのです。 極端に言えば、政治家の善処しますと同じで、できるだけ予定通りに飛ばします、です。 お詫びで何かすることがありますが、それはあくまで厚意です。中には、粘りに粘って、 最後は脅迫紛いの方法で、「収穫」を得て、WEBで自慢する人もいるので、これは ある意味、「頑張った人が報われる世界」です。特に、今日本経済新聞系のTVで 特集されているエアラインは弱かった(声の大きな者に対して)。 提示されたときに条件を返して交渉すれば、納得できる結果が出たと思いますが、過去時制 ですので、手遅れ。3時間遅れという条件を飲んだとすれば、通常の遅延と大差ありません。 せいぜい、お詫びの食事券か、それ以上ならばホテル提供程度です。主催旅行のさいには、 遅延によりその後のツアーができなくなったか否かで差額返還があるとか程度です。 ただし、苦情をあげて実利を得ることにとても長けているかたが居るので、極意を伝授してくれる かも知れません。とくに、経営状態の悪い会社ほど大盤振る舞いのような気がします。青息吐息 のエアラインや上の今叩かれている(例の客室乗務員の個人情報)会社など。 頑張ってください・・・・と言えればよいのですが、無理です。