ウィーン-ザルツブルク

こんにちは。

ハコモノをどれだけご覧になるか、お土産などショッピングの時間がどれくらい必要かで、街で必要な時間は変わってくると思います。ただザルツブルクの旧市街は小さいですから午後半日が二日あれば、市内の名所をざっと回るくらいは十分出来ると思います。

ただヴァッハウ巡りでそれほど長時間取らないのであれば(実際Dürrnstein辺りで長く散歩をしたり、途中で夕食を摂られるなどでなければまだ日が高いうちに戻れます)、マルコポーロ3さんの挙げるようにその日のうちにザルツブルクまで入ってしまうのも手でしょうね。MelkはIC/ECは止まりませんし、時間的なメリットはそれほどないと思いますので、メルクに泊まるかどうかは小さな町がお好きかどうかというだけの問題になると思います。オーストリアの基準としては取り立てて目立って綺麗な町ではありませんが、あまりこういう規模の町に泊まる経験がないのであれば、それはそれで楽しめるかもしれません。一応観光地ではありますので、まったく違う顔という訳にはいかないかもしれませんが。

ウィーンは別に飽きはしませんけど、一週間いたら「美術オンチな私は」旧市街には見るものなくなります。とはいっても東西南北日帰りでいける場所はいろいろありますから、途中でどこかへ行ったりきたりするでしょうね。そういう意味を含めれば一週間あってもまだまだいけます。実際連泊というのは必ずしも停滞ではなくてフレキシビリティを作りますので、リストアップだけして後は現地で決めるというのも手ではあります。既に他の方のコメントで出ていますように、店の開いていない日曜に郊外へというのは(天気さえ良ければ)効率いいですよ。9月に入ると夏休みが終わって郊外滞在者がぐっと減りますが、天気さえ良ければまだまだ日帰りの需要は多いですから、10月一杯くらいまでは地方観光地も結構開いています。バカンスばかり強調されますが、気軽に天気のいい週末に遊びにいく国民もいるのですよ。

2000mの山の上はもちろん寒いです。特に朝晩は0度まで行く日もあるかもしれません。ただしもちろん室内は暖かいですから、そこは気にするポイントではないのでは? 昼は日が出るかどうかで全然違います。ただザルツカンマーグートは天気次第と言うところもあるので、村&地底のハルシュタットはともかく、ザルツブルク(やハルシュタット、バートイシュル)から天気を見ながら往復するくらいの方が楽しめる気はしますけどね。

ハルシュタットは世界遺産に入ったお陰で行きたいと思われる方がぐっと増えましたが、私の感想ではあくまで「綺麗な湖岸の村+塩鉱山」です。そういえば随分前に期待しすぎてがっかりされた方もここの掲示板でいらっしゃいました。余裕があればゴーサウの「ダッハシュタインの景観」も含めて是非にとは思いますが、私はあえて無理にねじ込むものでもないと思いますから、もしザルツブルクの観光などでお時間を取られるようなら、それでも行くかどうかはご本人の意思次第でしょう。

ベルヒテスガーデン方面もザルツブルク方面からのアクセスの手頃なアルペン風景ということで天気と時間の余裕次第で、だと思います。ハルシュタット湖方面とザルツブルクの町観光とのバランスで、山岳風景がお好きでもう少し組み込みたいということでしたら絶好の場所でしょう。

毎度長文ですみませんが、ご参考にどうぞ。