08/05/24 21:50

Re: ウズベキスタンの旅:7月下旬

 7月下旬なら、ヒヴァあたりで体感温度は軽く50℃を超えるでしょう。乾燥しているとはいえ、連続して日向を歩き回ると危険です。私は暑さにとても強いほうですが、それでも日中は宿に帰って、部屋で休んでいました。 サマルカンドやタシュケントではもう少しマイルドです。
 ちなみに、一定温度を超えると法定休業にしなくてはいけないため、夏季の政府発表の公式最高気温は実際よりかなり低めに抑えられているという噂があります。真偽のほどは、実体験してご判断下さい。

 これといった特効的な対策はなく、日中はできる限り日陰にいるようにして、激しい動きをしないこと、意識して大量の水分を定期的に補給すること等々、ガイドブックに書いてあるような注意事項を地道に守るしかありません。持病があるときは、掛かりつけの医師に出発前にご相談を。
 なお、ヒヴァなら旧市街内、その他の街なら交通至便な場所に宿をとっておくと、日中いつでも部屋に帰ってクールダウンできます。

 観光できるかできないかは、個人差が激しいと思います。実際に行ってみて体調をみて柔軟に対処するほうが賢明です。もし今まで50℃とか55℃の世界を体験したことがない方なら、熱射病その他の急性疾患になる可能性を常に意識して計画・行動して下さい。

 車を借りきる場合、冷房と強く主張して合意しなければ、冷房車にはならないでしょう。合意しても、当日配車されるまで油断できません。

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1件のコメント

  • 08/05/25 11:50

    Re^2: ウズベキスタンの旅:7月下旬

    ありがとうございます。

    体感が50度ですか・・・。
    未体験の温度ですね。
    旅行を考えてしまいます。
    宿は予めアクセスの良い場所に確保しておきます。

    日中はホテルで休むとなりますと
    観光時間が限られてしまいます。
    朝、夕となると何時くらい(何時間)に
    観光をなされたのでしょうか?
    それとも、観光はほとんど不可能と
    思っていた方がよろしいですか?

    水分補給は大切ですね。
    ペットボトルの様なものは売られていますか?

    ヒヴァからブハラへはタクシーをチャーターしようと
    考えていますが、あまりの暑さで、交通機関がマヒして
    移動が不可能になったりすることもあるのでしょうか?
    移動は夕方がおすすめでしょうか。

    他に(外国人)観光客がいたりしたでしょうか?

    もし、このレスポンスをご覧になられまして
    お返事を頂けるとうれしいです。


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    08/05/25 17:55

    Re^3: ウズベキスタンの旅:7月下旬

     夏は酷暑、冬は酷寒の地ですから、仕方ないと諦めて行動していました。私は酷寒よりは酷暑の方がましなので。ヒヴァでは午前から昼過ぎにかけてのんびり動き、午後は3-4時間部屋でクーラーをかけて昼寝して、夕方以降にまた動きました。ブハラから東ではそこまでひどくなかったので、昼寝も短かったです。
     他にも外国人観光客はたくさんいますのでご心配なく。同宿のフランス人の夫婦は1泊2日の砂漠宿泊ツアーに行くと言っていましたし、現地の人は相当高齢な人でも道端で物を売ったりしているのを見ると、基本的なルールさえ守っていれば滅多に命に関わることにはならないようにも思えます。

     暑さで交通機関が運行停止することは、そうそうないでしょう。地元の人は冷房なしの韓国車や旧ソ連車で動き回っています。もっとも、飛行機や鉄道については、滑走路や線路に影響が出たら話は別でしょうが。

     水はペットボトル入りが売られています。私は、店がどこにあり、いつ閉まるか分からない土地では、とりあえず見つけ次第1日分(3リットル分)買っておきました。ガスなしとはっきり言わないと、ガス入り(旧共産圏ではなぜか独特のにおいと味も付いていることが多い)を出してきます。街角に水の販売機がありますが、衛生状態など不明なので、私は手を出しませんでした。

     タクシーは毎回値段交渉を頑張って下さい。ヒヴァ-ブハラなどの長距離の場合、冷房の効き具合や故障の可能性も心配なので、しっかりした車を要求した方が良いです。宿を通すと言葉も通じるので条件交渉がしやすいかと思います。また、気温の関係で、早朝に出発された方が良いかもしれません。

     良いご旅行を。