宿探しに時間を掛ける ことは、ネットがというものなかった1995年より前の話。 実際には当時は、家庭では電話回線で(今のように就業中に書き込みしても解雇はされない『よき時代?』だったので、一部企業を除き)、 メール以外には使えなかったので、一般化したのは前世紀末頃。 10年程度です。 今でも現地で宿を探す人は多いです。しかし、欧州が自由化され、 老若男女を問わず動きまわるので、何所も混んでいます。言葉の 壁がほとんどなく、国内旅行感覚で旅ができる人達と、極東の島国か ら10数時間掛けてきて、しかも言葉の壁に阻まれる日本人とを同等に は扱えません。 限られた時間を宿探しに費やすのは勿体ない。ネットならば、立地、 価格、設備等を大体把握した上で決定できます。しかし、現地で、 実際に見て、納得行かずに次を探す・・・となると、それだけで、 時間をつぶします。数件目で10ユーロ安い物件が見つかったとして も、それに費やした時間を金に変換すると・・・。 欧州放浪で、金はないが時間がある(でもそう言われると、将来が 気になります。親も何時までも元気ではないし、団塊の世代を どう養っていくの?)人ならば、現地調達で良いのですが。 昔のガイドブックや、かつての『旅人』はそう(・・自分らの足で 探し・・)、ですが。