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着陸失敗!?

公開日 : 2008年05月16日
最終更新 :

先日、恐怖体験をしました。

順調に飛行し、着陸に向け高度を下げた航空機(B777-200)。しかし、着陸時に「ガン、ガガガン」と40回以上を数える私の着陸経験でもワースト1のへたくそな着陸でした。
これで終われば、まだ問題ないのですが、この航空機、3~5秒程度のランディングを経て再び上昇。私としては「えっ?なんで、また上がるの?離陸できるだけのスピード出てた?」と不安になり、そのまま墜落するのでは…と冷や汗をかいたものです。その後、旋回して2度目は問題なく着陸。胸を撫で下ろしました。

ここで質問ですが、こういった経験はかなりレアなのでしょうか。パイロットは離着陸を繰り返すタッチ・アンド・ゴーという訓練を積むことは知っていますが、乗客を乗せて着陸し、タイヤで滑走路まで走った後に離陸するなんて聞いたことありません。

また、着陸時の速度の方が、離陸時より遅いとも聞きます。離陸するだけの速度があったとは思えず、本当は墜落と紙一重だったのでしょうか。今、思い返してもゾッとします。

少しでもあの時、自分が置かれた状況を知りたく、投稿いたします。
皆さん、よろしくお願いします。

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7件のコメント

  • Re: 着陸失敗!?

    ちょっと遅いレスですが2日間の間にタッチ・アンド・ゴー2回、
    ゴー・アラウンド2回の経験があります。

    5,6年前になりますが冬にオーストリアのウイーンからボスニアのサラエボ向かう時に、
    サラエボ空港にタッチ・アンド・ゴーとゴー・アラウンドをした後オーストリアに戻り、
    翌日の午前便に振り返られたのですがその便も前日と同じ事をしてまた戻り、
    その日の夜便でやっとサラエボに到着しました。

    どの便も気流の影響ですごく揺れてすごく怖かったのだけは覚えています。
    同時にやっと到着したからなのか機内では着陸と同時に大拍手が起こっていました。

    また欠航が続いたので満席なのは当然ですがオーバーブックでかなりの人が乗れなくて、
    カウンターは騒然としていたことが思い出します。

    これほど揺れて怖い経験とタッチ・アンド・ゴーは後にも先にもこの時だけです。

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  • 追記

    皆さん、ありがとうございます。
    やはり、レアな体験であったことがわかりました。

    機長からは「ミスアプローチをした。15分後に再度、着陸を試みます」とのアナウンスがかなり経ってからありました。本当はもう少し詳細に説明したようですが、私のつたない英語力により、聞き取れませんでした。

    日本発でしたので、日本人の客室乗務員が乗っており「着陸に失敗しました。15分後に再度、着陸を試みます」とだけ日本語で説明。2度目で無事に着陸後、この客室乗務員は「先程のは失敗ではなく、体勢を崩したので再浮上しました」と訂正。1回で着陸できなかったので、世間ではそれを「失敗」と言うと思うのですが…。
    ただ、客室乗務員の説明が本当に正しいのならば接地点を誤った、もしくは滑走路に進入中に横風が吹いた可能性は高いと言えば高そうです。

    しかし、接地による激しい揺れの後の上昇。機内は説明が遅かったことに加え、もちろんタッチ・アンド・ゴーの経験者は少数でしょうから、かなりザワザワし、私の不安が増長しました。

    ちなみにシンガポールのチャンギ国際空港での出来事でした。

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  • 1997年8月でした↓

    http://www.koukoonews.net/airlineaccident/1990s/ke801.html

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  • マイクロウェーブ・ランディング・システム

    サンフランさんの話への追加です。

    さすけねえは、グアム(サイパン?)のその器械が丁度壊れているときに着陸しました。

    数日後に他の飛行機がそれが原因で着陸に失敗しました。1995(6?)年の夏頃です。

    乱気流に巻き込まれてスチワーデス+カートが空を飛んだことがありますし(上海~日本)、自動小銃を構えた兵士の間を徒歩でターミナルまで歩いたこともあります(アメリカ大使館爆破事件の起きる1週間前のケニアッタ空港)。

    多分飛行場の地上近くで横風(突風?)とか、乱気流が起きたのでは?パイロットは「●●だから着陸をやり直しました」くらいは説明しても良いですよね。







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  • 退会ユーザ @*******
    08/05/16 12:17

    Re: 着陸失敗!?

    私がただのサラリーマンだった頃、…

    MLS と言う装置が開発されていました。成田、羽田にはあると伝え聞いていますが、…世界的には未だ未装備のところがあるのでしょうか? 777-200が降りる空港なら相当大きな空港かなとも思いますが、….どこでしょうか?

    http://en.wikipedia.org/wiki/Microwave_landing_system

    日本語ならJALのページには、
    「マイクロ波着陸装置(MLS:microwave landing system)
     マイクロウェーブ・ランディング・システム(MLS)は,マイクロ波を用いて航空機を進入から着陸(接地も含む)まで誘導する装置である。ビームの直進性,安定性に優れている,進入経路を自由に設定することができるなどの長所があるが,着陸装置の主流となるには至っていない」

    だいぶ昔の話ですが、旧名古屋空港で中華航空のエヤバスが、再離陸しようとして、失速してお尻から墜落しました。それを思い出しました。

    使っている周波数帯は他に使っている機器があるらしいが、こんなことがあるなら早く普及して欲しい。

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    退会ユーザ @*******
    08/05/17 02:36

    MLS VS ILS

    現在はILSが世界中のどこの空港でもどんな商用航空機にも整備されている。精度は良くない。でもILSもない空港もある。ない場合はパイロットが有視界飛行で降りる?! 滑走路が見えないときは降りられない?!

    ILSは無線のチャンネルが少ないのと周波数が低いので一般にたくさん使っている電波がかぶる。そのため離着陸時には、「電子機器はお止めください」と言って妨害電波を防いでいる。実際に乗客の妨害電波で何か計器が狂うことがあるらしい。

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  • Re: 着陸失敗!?

    接地しないで上昇するゴー・アラウンドは2回経験があります。でも、タッチ・アンド・ゴーも本当にあるんですね。貴重な体験ができて羨ましいです。(無責任ですみません)
    接地が遅すぎたとか、滑走路に他の飛行機がいたり障害物があったりとかでとにかく安全に停止できないけれど上昇できると判断したからそうしたのでしょう。その判断を誤って事故になったことはよくありますね‥‥。

    飛行機の離着陸って、ある意味いつも「墜落と紙一重」なのではないでしょうか?

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  • 着陸やり直し体験、素人ですが

    滑走路に進入中に気流の不安定なところがあったのでしょう。
    パイロットは飛行機の態勢を立て直して着地したものの、オーバーランの可能性を避けるために着陸をやり直すことにしたのだと思います。

    着陸やり直しで着地後に上昇する事例はまれですが、ないことはありません。

    離陸時と比べて、着陸時は主翼の揚力を最大にしていますので、低いスピードでも再上昇可能で、着陸やり直しそのものに危険はありません。

    メキシコなど高地にある空港では、空気が薄いので離着陸のスピードが高いそうです。滑走距離も長く感じます。

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