08/05/15 00:08

やはり人災でした

今晩のTVで紹介されていた「おから工法」。工事にも賄賂が必要で、そのぶん手抜きが
横行。基準はあっても検査する機関がない。強固であるべき学校が倒壊したので、被害が
大きくなっている。

大気汚染、水不足、砂漠化、大量の農薬、環境破壊など、成長をひたすら追求した
つけとしては余りに大きな犠牲。私の持論ですが、中国製品の安さは、過酷な労働と
低福祉、公害対策をしないことなどの上に成り立っている。日本の半分以上を占める
中国由来の光化学スモッグ。日本海のクラゲ異常発生は中国の河川の汚染が原因
かも知れないなど、やすい製品の犠牲になっても居るのです。

我が国もかつては、「成長ためにはやむを得ない」と考える経営者や政府が多かった。
しかし、日本には反対を言う自由があった。住民が立ち上がったからこそ、今の最先端
の技術が生まれたのです。一方、大陸には自由もないし、地震報道も政府の管理下。
環境問題を日本が曲がりなりにも克服したのは、やはり国民の力。これは誇って良いと
思います。この点で、中国の環境対策が劇的に進むとは思えない。かなり悲観的。

これからは、国ごとに地震や火災、悪天候などに対しての安全指針などが必要かも
知れません。「地球の安全」とか。例えば、日本:極めて建物は安全。特に企業ビル
やホテルは地震でも倒壊しないので、下手に外に出ず、机の下になど隠れること。
一時期耐震偽装が問題になったが、一部をスケープゴートにして一件落着にしたので、
今は大丈夫。バンコク:経済危機のとき建設中のビルが多く残されたが、経済が復興
してから建設ラッシュ。しかし、現場をみればかなり脆弱なのがわかる。ビルの下敷き
になったら、猛暑のなか長くは生存できないので、上からガラスが降ってこようが、汗を
かこうが、全力で逃げなさい。がれきのなかを走ることになるので、女性は待ち行く人
が履いているlお洒落な199バーツのサンダルは履かないほうが宜しい。

火山のある国は当然危険。イタリアですね。ギリシア、トルコは地震の巣窟。リスボン
は地震で崩壊し、その後復興したので中心地にその名が残ります。インドネシアも
多いですね。他も多いのですが、人が住んで居なかったりで被害が出にくいところも
多い。台湾は台風には強いのですが、地震にはあまり強くない。香港は地震が来たら
崩壊です。多分地盤は強いのでしょうが。


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