ACプラグと電圧とは関係ない

何か基本的な誤解があるような気がします。

>携帯電話やひげそり程度なら、そのプラグをさせば問題なく充電できますよね?

です。

香港の電圧は220Vで、これにどのようなACプラグを付けて通電しても
出てくる電圧は交流(AC)220Vです。日本の100V(精々10%まで許容)
製品を繋げば瞬時に壊れます。大抵は修理も不可能です。

可能なのは浴室の(あればの話し)120(100)/240V(200)両用の
小電力消費のもの。主にひげ剃りの通電に使います。ここに日本から
持ってきたドライヤーを繋ぐと安全装置またはヒューズが飛び、部屋は
真っ暗。裸で何も見えず、電話すらできなくなることもあるので、
ご注意を。携帯電話もOKです。10W程度なら問題ないので、私はいつも
PDAかそれ用の外部バッテリーの充電に使います。カメラなどは湿気
が大敵だし、PDAも決して良くないので、入浴前か、湿気が取れた後
ですが。

ACアダプターに話を戻します。
香港は何処でもBF-3だと思います。最新のホテルでもそうなので頑固に
守っているし、キャセイのラウンジも、街で売っている電化製品もその
ような仕様です。日本のAタイプは上記浴室で見る程度ですね。
Bタイプにせよ三つ叉です。真ん中の”足”がないと刺さりません。
本当に最新のホテルならば、マルチタイプの壁ソケットになっている
ことはあります。Aも当然使えます。

安いもので、市内でも、空港でも簡単に手に入ります。
最近は家電量販店でも必ず売っています。国内調達でも安いですよ。
家電量販店にもあるでしょうが、秋葉原や日本橋に行けばほとんどの
国で使えるマルチタイプがあります。2-3千円程度ですが、台湾、香港
などで買えば5-6百円(同じでないし、品質は国内製品のほうが圧倒的に
良い)。国内製品で思い出しました。台湾や香港で売っている製品は
安いのですが、嵩張ります。以前、香港のキャセイラウンジで、
国内製品の優れものを使ってPCを打っていたら、欧米人が珍しそうに
近づき、「良い物ですね。秋葉原で買ったのですか?」と流暢な
日本語で尋ねられました。恐るべし秋葉原(今では日本何処でも
手に入ります)。

ホテルでも貸してはくれるのでしょうが、かなり役立つものなので、
持っていて決して(強調)損はないですよ。