震源地のチャン族の見張り塔はどうだろう? >震源は、同省のアバ・チベット族チャン族自治州とみられる。 見張り塔の「羌石周(石へんに周)」は崩れてしまったのだろうか? http://www.57uu.com/sc/abz/abzpic/11_16_54_645.html ↑ (僕の写真が見つからなかったので、Netの力を借りました) 確か10数年前、九寨溝へ行った時に立ち寄った。。。 チャン族って確か女系社会だったと。
Re: 震源地のチャン族の見張り塔はどうだろう? 最新の報道では、四川省内の歴史文化遺産の多くが被災し、 このためこれを管理している国家文物局が専門家を派遣し、状況を調査します。 この中に、すでに日本でも報道された都江堰の二王廟は建物がほぼ崩壊しました。都江堰自身も破損を受けています。 国家重点文物保護単位に指定されている、理県桃坪鎮(汶川県城の西北西17km)の羗族の碉塔も程度は不明ながらかなりの損傷を受けて、調査対象になりました。
Re: 震源地のチャン族の見張り塔はどうだろう? まず成都市の状況からです。 成都市の揺れは震度3程度と思います。 中国ではMの発表はありますが、 日本の震度に相当するものはありません。 市民も多くは戸外に出ていました。 かなり長い間そうです。 私の部屋はなんともありませんが、 部屋のものが転倒などした家もあるそうです。 いずれにしても、成都市自体は目立った被害は受けていません。 さて、中国地震局発表では震源地北緯30度・東経131.4度、M7.8となっています。 これに基づくと、震源地は成都市西北約75kmのアバチベット族羗族自治州汶県漩口鎮付近と考えます。 ここは、都江堰市寄りの、アバ州では最南端に位置し、県城からは離れています。 ですが、すでに汶県・理県での死者発生の被害が伝えられていますから、 当地にある羗族の見張り塔にも何らかの被害が及んでいるのではと察せられます。 ただ、私はまだこれを直接見聞していないので、耐震程度が不明で、 どの程度の被害を受けているか分かりませんが。 いずれにしても、都江堰市・汶県の被害は厳しいものがあると察せられます。 すでに、国道213号は都江堰市から北は完全に寸断され、九寨溝・臥龍方面への道は絶たれました。 この点、観光にも大きな影響が出ています。 なお、私のブログ『歴史と中国』(http://km45.spaces.live.com/)上に、 12日付で「成都市地震で揺れる―成都雑感〔62〕―」記事を掲載済みです。