ツエルマットとバンフ・ジャスパーの雰囲気雑感

私も一言よろしいでしょうか。

バンフもジャスパーも ともかくワイドです。 ツエルマットが立体的な風景と考えると こちらは水平方向に広がっています。

一番の違いは ツエルマットが古代(少し大げさですが)から人が住み暮らしていたのに比べ、こちらは・・カナダ原住民はいたとしても多分狩猟生活で つまりそれだけ生活の歴史が浅いのです。

大自然の景観を手なずけ・・すばらしい観光地に長い年月かけて仕立ててきたツエルマットに比べて 本格的な開発はたかだか4-5十年、戦前はバンフスプリングホテル・レイクルイーズホテル、ジャスパーぐらいしかなく、40年ほど前でもバンフの町?は表通りに相対して10軒ほどの店があった程度でした。

その分 昼間でも人通りが絶えると鹿が歩き、朝夕には熊まで。バンフスプリングホテルのゴルフ場は ムース(ヘラジカ)が出るとプレイ中止(当たったら暴走してコワイ)・・というほど。

つまり そのまんまの自然でした。

必然的に 少し足で歩くと動物どもと共存です。 という事は多少?の危険が伴うのです。 つまり ここは北米大陸ですのでベースが車文化
という事です。

その分 お出かけ先も車でXX分・・。 食べ物はどうしても、ご想像の域を出ません。 

以前は カルガリーの町そのものが西部劇の舞台の様な大平原の町だったのですがいまでは バンフの近くまでお定まりの新興住宅地が広がり
、その面影は 国立公園の表示を過ぎるまで期待できません。

上高地・・・を縦に2倍、横に10倍ほど広げて見て下さい。

いえ これが私のイメージなんですが、さて他の方々はいかがでしょう。 

バンフからヘリコプター・ハイキングを2度ほど楽しんだのですがこれはお勧めです。 でも ここ 5-6年でメッポウお高くなったので。

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1件のコメント

  • 08/05/14 13:43

    Re: ツエルマットとバンフ・ジャスパーの雰囲気雑感

    ぼうふらおじさん様

    レスポンスありがとうございます。
    歴史への言及を含めた雑感、恐れ入ります。

    確かにツェルマットは、電気自動車しか走れないといったことを含め、自然環境の維持と観光の推進を高い次元で両立させている点に非常に感心しました。あそこまでにたどり着くには長い年月を必要としたのでしょうね。

    当たり前の話ですが、やはり全く違うものだと捉えることにします。

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