個人的感想によるツェルマットとの比較

　ヨーロッパと新大陸の北米ですから、やはりかなり雰囲気に違いはあります。

　歴史が違いますから、スイスに比べれば、カナダの方が素朴というか、少々荒っぽいというか。大げさに言えば西部劇のティストでしょうか。もちろん、それが別の魅力になっているわけですが。
　基本的には山岳リゾートの基地という性格は同じですから、バンフもジャスパー(こちらの方が小さく、より田舎っぽい)も、山を楽しむ観光客で賑わっています。レストランなどもいろいろあったと思います。

　ハイキングコースは、もちろんカナダにも、様々なレベルで揃っています。
　こちらも、スイスの人手の入った自然(もちろん、初心者向きコースの話ですが)に比べると、ワイルドな感じかもしれません。といっても、お子様連れでも安心して歩けるコースもたくさんあります(3才のお嬢さんだと、ちょっと限られるかもしれませんが・・・)。
　旅行中に出会える野生動物や高山植物の種類は、カナダの方が多いかもしれません。

　また、カナディアンロッキーの魅力のひとつは、湖かと思います。
　山間の湖にカヌーを浮かべるのも楽しいですよ。
　レイクルイーズが一番有名ですが、もっと小さな湖もたくさんあり、モレインレイクとエメラルドレイクの湖畔の宿(共に一軒宿)に泊まったことがありますが、まさに自然のただ中で過ごせます。
　一週間以上滞在されるのであれば、そうした宿も検討してごらんになったらいかがでしょう(ただし、キャパが小さいので、予約は急いだ方がいいです)。

　スイスもカナダも、かなり以前の旅なので、もし状況が変わっていたらごめんなさい。