私はバルセロナで、1日3回も遭いそうに・・・ ゆみぞうさん、災難でしたね。 お金はもちろんですが、鳥の糞とは後も大変だったでしょう。 もう10年位前になりますが、私もバルセロナで一日に三回もスリ(引ったくり)に遭いそうになりました。 1回目はサクラダ・ファミリアの塔(有料エリアです)の上。 人一人がやっと通れる階段に、人が来るたびに体を無理やり押し込むのを繰り返していました。 この時は、半日観光に参加していて、ガイドさんから事前に注意を受けていたので、こんなところに本当にいるんだと感心するだけですみました。 2回目はグエル邸の前の道。 私と同じ速度で後ろを歩いてくる人がいて、何度か立ち止まってみると、相手も同様に立ち止まりました。 その先の広場に警官がたくさんいたので、しばらくそこにいると彼は姿を消しました。 あっ、カテドラルの中にも、“Z”の字を逆に書くように、不自然に私に寄ってくる人もいました。 3回目は、モンジュイックの丘の上。 ミロ美術館から、夜間も開館していたカタルーニャ美術館へ向かう途中の三叉路で、信号を無視して、バイクが私(後ろは土手)に向かって急発進してくるのです。 たまたま左前方に長い階段があったので、人生一番の速さで階段を駆け登りました。 頂上まで逃げ切り、振り返ると、階段に背を向けてバイクの人が左右を見回していました。 被害はなかったとはいえ、もうこの3回目のときは、カタルーニャ美術館のコンシェルジェ風のお姉さん(この美術館の建物は、コンサートホールか何かにもなっていたようで、そこの人)に文字通り泣きついて、タクシーを呼んでもらい、ホテルに帰りました。 怖さのあまり体がぶるぶる震えて、言葉も満足に出ない私を、タクシーが来るまで慰めてくれたお姉さんの優しさを忘れられません。 それにしても、1日三回(四回?)なんて、なかなかないですよね。 この時は一人旅だったので、周囲やカバンにいつも以上に注意を払っているつもりでしたが、私ってば、よっぽどカモに見えたんでしょう。 そもそも、初夏で十分明るいからと言って、夜の7時頃、人気のない丘の上の道を女一人でのこのこ歩いていた私がバカでした。 それまで、スリらしき人を何度も見破ったつもりで、少しいい気になっていたのかもしれません。 この後は、これを教訓に無茶な行動は慎むようにしていますし、この掲示板でも、深夜着等で皆さんに心配されている人を時々見かけますが、「他の人が大丈夫でも、あなたが大丈夫とは限りませんよ。無理はしないで。」と声を大にして言いたいです。 つい力が入り・・・、長文失礼しました。