<4日目> 5/7(土) ブリュッセル → ウィーン泊:その弐 ・ザベンタム空港にて 空港について、早速チェックインする。が、なぜかスムーズに航空券を 出してくれない。 カウンターのお兄ちゃんは、帰国便が同日接続になっていないと勘違いして くれていた。 そして今度は、スーツケースを預けようとベルトコンベアーの上に載せると、 なんと31kgと表示されている。そんな馬鹿な!と青くなったら、 「前の人の荷物のせいだよ~」と荷物を持ち上げながら笑って下すった。 ここでスーツケースの重量を量るのは、重要なミッションだったのに~! (なんとしても20kg超は避けたいので、目安として知りたかった。) あげく、ようやく終ったと思って航空券を確認すると、ゲート番号が記されて いなかった。 そういや、前の客には口頭で伝えていた様な・・・。仕方ないのでまた戻り、尋ねた。 やれやれ・・・。 お昼ご飯が食べられなかったし、ウィーンまでのフライトは機内食が有料なので 最後にベルギー料理を、と思ったが、ベルギービールバーもカフェも、 サンドイッチ程度しか置いていない。シーフードレストランらしきものも あったが、ベルギービールが呑めるか微妙だし、牡蠣なんか出てきたら 困るので、消去法的にセルフサービスのレストランに入った。 スープ、メイン、サラダ・・・と順に選んでいくのだが、スープは最初に取ったので 冷めやすく、メインはセルフなのにあれくれと訴えなくてはならず、しかも アツアツではなかったのが残念だった。 が、セルフなのに、ビールもちゃんと其々の銘柄専用グラスが用意されていたのには 感動した。流石ベルギー!である。 また、自分の後ろに並んだおじさんは、慣れない自分がもたもたしてもにこにこと 親切で、トレーに置く紙をくれたり、カルボナードにフリッツをつけたら グッドチョイスだと言ってくれたり、有難かった。 些細な事ながら、人の優しさが身にしみる・・・。 空港には3時間程前に着いたのに、席に着いた時にはなぜかもう搭乗30分前だった。 欲張りすぎた食べ物を慌てて詰め込み、搭乗ゲートに向かう。 予定より少々遅れて飛行機に乗り込む。さて、これで今回はベルギーとお別れである。