レポート

バンコク→成田、ANA搭乗記

公開日 : 2008年04月27日
最終更新 :

4月15日、QV635便からの乗り継ぎでチェンマイ(CNX)からコードシェア便のTG127便(2100/2210)利用。
これはタイ国内線ですが、国際線ターミナルで成田までというとそのままチェックイン可能で出国手続きもチェンマイ空港でした。

全日空国際線はエコノミーでも1年ぶりなので機内の印象をレポートします。NH916便、座席はエコノミー区分前から2列目の通路側でした。

最終の乗客を待って出発遅れでしたが、成田到着は定刻だったので定時性は問題なし。バンコク出発後は飲み物と菓子(あられ)程度で照明を落とします。成田到着2時間以上前に朝食、タイミングはやや早いけれど席が前の方だからかもしれません。

機内が落ち着いたところで、4月4日の成田発バンコク行、香港に緊急着陸の件の真偽を確かめさせてもらいました。

乗務員はこの件を認め、原因究明と今後の対策を検討して、その後安全レポートとして公表すると思うが、直接会社から情報が希望かと問うので直接手紙をもらうことにしました。

朝食供食時のこと、CAが前席の乗客の背もたれを戻そうとすると何やら一喝されて平謝りです。
前の席のシートが倒されたまま、わたしに朝食を提供しようとします。

「これでは狭くて食べにくい、すみませんが前の席の方のバックシートを元に戻していただけませんか」と声を高くして言い始めると、CAは、お客様、とわたしを睨みながらトラブルは困りますといった風。しかし、前席の客はおもむろに席を直してくれました。

エコノミークラスでは食事時にシートを元に戻すのはどこも同じだと思いますが、しっかりしてほしいもの、そんなことをANAのCSあてに書きました。

着陸時に乗務員がかなり早く着席して、エコノミーで半分下がったウインドウシェイドも見ました。以前はこんなことはなかったと思います。

その後、CS推進室から手紙をもらいました。
4月4日NH915便の件、会社側の事実説明がありました。
貨物室の煙探知機が作動したため消火剤を散布して香港空港に臨時着陸したこと、火災は発生しておらず煙探知機の誤作動であったこと。
しかし、再度運行するには消火剤の補充が必要だったため、乗客には香港で臨泊してもらうことになり、バンコク到着は翌日19時30分になって心配と迷惑を掛けて申し訳なく思うという内容でした。

今後ホームページでも情報が掲載されるもののようです。

なお、誤解のないよう、わたしはわずかですが全日本空輸の株主であることを公表しておきます。


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2件のコメント

  • みなさん、レスありがとうございました

    このレポートの目的の一つは、AtoAさんのトピの事後報告でした。

    もう一つの目的は客室乗務員の対応について。

    これは、シャープ&フラットさんの御指摘で読み直して、当初の表現は実際と違うことに気づきました。レトリックには十分注意しなければいけませんでした。
    CAが前席のバックシートを戻そうとして一喝されたのは、少し後でCAに睨まれてああそういうことかと気づいたので、シートを戻してくださいと言うのは、自分ではごく普通の振る舞い。

    外国系航空会社では、Yでは供食時は有無を言わさずシートを戻されますが、そのほうがさっぱりしています。
    日本人乗客も日系の便に乗ると甘えが出るように感じます。

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  • 類は友を呼ぶ

    ピッタンコです。

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    そうですね

    投稿したのを読み返すと、わたしも嫌みなおじさんのようです。

    本当は乗務員に言ったのではなく、前の席の人に「食べにくいから席を戻してください」と他の人には聞こえない程度で、しかもしっかり気合いを入れて言ったのでした。