Re: 東トルキスタン問題は、いつ爆発するかわかりませんよ。

>あそこで紛争がおきれば、周囲が全部イスラム
>国家ですから、中国が抑えることは不可能ですよ。

カシュガルからクンジャラブ峠まで、タクシーで往復しました。
どえらい料金か、と思うでしょうが、値切り交渉の結果、手の出る
値段になったのです。

運転手は 「右の分岐を進むとキルギスタン」「右の分岐を進むと
アフガニスタン」「まっすぐ進むとパキスタン」と、(時系列的に)
言いました。そう、全部、スタンの国ですね。

でも、それらのスタンの国から武装蜂起の助っ人に来るでしょうか。
私は、難しいと思う。峠があまりにも険しいから。

少数の過激派以外は、戦闘資金も持ち合わせていないのでは
ないでしょうか。

ウイグルが独立するのは、現実的だとは思わないし、それでウイグルの
人たちが幸せになるとは思わないが、商機を求めて漢民族がはび
こるのは、不快ですね。 

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1件のコメント

  • 経済発展しても、貧富の差が拡大すれば、イスラム革命の可能性はありますけどね。

    >>ウイグルが独立するのは、現実的だとは思わないし、それでウイグルの
    >>人たちが幸せになるとは思わないが、商機を求めて漢民族がはび
    >>こるのは、不快ですね。 

    いま僕が、トルファンからウルムチ、カシュガルへ
    旅したときのことを思い出していました。

    ---------------------------------------------------
    http://www.midokutsu.com/asia/hongshan.htm

    >>トルファンのバスターミナルから、見事に完全舗装された道路を4時間半飛ばす。
    >>途中の砂漠には、発電用の風車が林立していた。

    >>1999年12月、南彊鉄道がカシュガルまで延伸された。
    >>ウルムチ~カシュガル1589kmで1泊2日の約24時間。
    ----------------------------------------------------

    中国政府は、鉄道を通して、インフラを整備して、
    中国人の流入と軍隊の移動をやりやすくして、
    異民族支配を完璧なものにしようと努力してます。

    中国の経済発展が続いて、
    異民族にも繁栄がもたらせればいいでしょうが。

    それでも、イスラム文化圏では、
    貧富の差が拡大すれば、
    イスラム過激派の力が強くなりますよ。

    イランなんかでも、もともと石油がありましたから、
    パーレビー朝では繁栄していたわけですが、
    社会の矛盾がホメイニ革命を招いたわけですからね。

    みどりのくつした

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    トルファンからウルムチへの道

    >>トルファンのバスターミナルから、見事に完全舗装された道路を4時間半飛ばす。

    私がこのルートを移動したとき、高速道路は出来ていなかった。
    今から思えば、何という幸運なのだろう。

    下記がその記述。 このページの下の方に、このバスがいかにゆれるものであったかを示すGIFアニメが入っているので、お見逃しなく。
    http://www.nanfutsu.com/archives/silk/html/silk34.htm#shake

    このとき、南疆鉄道はコルラまでしか来ていなかった。コルラ始発の西安行き夜行に乗り、トルファン下車。軟臥は快適だった。