08/04/25 08:13

でははじめから

やはり3のケースでしたね。

まずアリタリアは止めておきましょう。
日本ではあまり報道されていませんが、このままでは資金が枯渇し運行停止
になります。運行ができても、一部のドル箱路線だけ残し、他は売却でしょ
う。KLMやAF以外にも何社もバルセロナには飛ばしています。アジア便で
も良いのですが、半日程度違うので、時間が大切なかたには時間を無駄にす
る可能性もあり。ただし、うまく使うと、日本夕方、現地早朝、昼前後バル
セも可能。直行便でも、バルセロナ着は現地時間の夜か深夜、使える時間に
大差はない。土曜日に拘るのは、土曜日に出て、翌週の日曜日帰国だからで
しょう。東京、大阪ならば、金曜日午後から出て、日曜日の昼過ぎに戻る
ことができるので、とても楽。実質の違いがない。さらに、ソウル経由と
いう、直行便と変わらないルートもあるので、アジア便も検討の価値有り
です。一都市ならば、アジア便でも十分だと思います。

整理するとパリは他の主要都市と同じ扱い。パリを含めた経由便となります。
アジア便まで拡げれば、ある価格帯に十を超える可能性があり、その中から
都合が良く、乗り継ぎロスが少なく、現地での時間確保もでき、さらに価格も
値頃なものが見つかるはず。

欧州各都市との接続ですが、日系と欧州各社の場合には、日本から主要都市
までと、そこから(あくまで就航している場合で、最近はコードシェアと
いう形で、提携航空会社の機材で飛ぶことも多い)バルセロナまで飛ぶ
ときの料金差がないか、あっても微々たるものである場合が多い。この
場合、航空券は「一冊」と呼ばれる同一予約記録になるので、荷物運搬
は勿論、乗り継ぎ補償がなされます。乗り継ぎ補償とは、かりに復路の
バルセロナ-パリ間が機材故障で飛ばない場合や、何らかの遅れで、パリ
からの帰国便に乗れなくなっても、翌日の便や時間帯の異なる日本便、
日本に近い国への便、他社便で速やかに送り届けてくれます。一方、
いなかっぺさんが答えられているように、別切りになると、一切できま
せん(あくまで制度上で、困っている人間をなんとかするのが人情の
世界)。これは例え同一エアラインでもあり得ることで、LCCとなれば
当たり前で、客はそれを覚悟で乗ることが大前提となっています。
これが、EasyJetやRyanairに代表される低コストキャリアーを帰国日
に使うなという最大の理由です。

ただし、別切りでも、提携関係があれば荷物は必ず目的地まで運びます。
また、LCCでなくても、大手エアラインは単純往復ならば、また一部航空
会社は片道でも、安い料金を提供しているので、日本と欧州、欧州内を
別々に手配することは可能で、実際良くやります。また、LCCを使うこと
も、往路はほとんど気にせずやるし、復路は帰りの欧州から日本への航空
券が強ければ同日でもするし、前泊するのならば気にせずします(ロンドン
を除く)。ロンドンを除くの理由は、ホテル代が滅茶苦茶高い、市内への
移動が面倒(あの狭いチューブが苦手)、ロンドンから出るのに二万円
程度余計に掛かるからです。

慣れていればLCCでもなんでも使えるのですが、これにはある程度の経験
と知識が必要で、万人向けではないでしょう。やはり、英国航空、ルフト
ハンザ、フィンエアー、スイス国際航空、オーストリア航空、スカンジナ
ビア航空などで、繋げるというのが一番良いと思います。次善の策が、
大韓航空、アシアナ航空、キャセイ航空、シンガポール航空、マレーシア
航空、タイ航空、中華航空、エバー航空などで欧州主要都市に入り、そこ
から別途手配(当然別切りで、一部に提携航空会社との接続で同一予約に
なる)でバルセロナでしょう。ただし、アジア便は日本人にために考えら
れているとも言えなくはない程便利なものと、途中の都市で一泊以上強い
られるものとがあります。ソウル、香港経由は一泊不要ですが台北は無駄
が多い。

マルコポーロ3さんが指摘されているマドリード往復、または行きがマドリ
ードで帰りがバルセロナという案も良いですよ。何故なら、バルセロナと
マドリードとは同じ国とは思われない(東京と大阪が別の国と言えばそう
言えなくもないが)ほど違います。また、スペインの経済を牽引している
のがバルセロナを中心とするカタリューニャですので、バルセロナと特に
ロンドンとを結ぶ便は、ビジネスマンとロンドンに遊びに行く余裕のある
人によって占められます。週末が混んでいるのはその性かも知れません。
逆にロンドン便はビジネス客が乗らないので空いている可能性もあるの
ですが。

選択肢が沢山あります。善は急げ。まず実行可能な計画を立案して、予約
に進みましょう。

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