08/04/20 14:05

Re: ボーイングについて

事故が多い機体と言ったって、何を基準にいうのですか?

B777-200/200ER/300、B747-400、B767-300ERのエンジンはRR,GE,P&Wの3社からの選択です。
重要な部品であるエンジンが違えば同じ機体でも違います。
実際エンジン別に試験飛行をして型式証明を取得する必要があります。
B777-200LR/300ERはGEでB737-400/800はCFMのエンジンのみです。

航空会社や気象状況などによっても違います。
多く製造されてより多くの航空会社で使用されていればいるほど事故件数は多くなりますが、確率的には大きくありません。
新しければ良いと言うものではありません。

確かにB747やB737の最初の設計は古いです。
B747は元々空軍向けの輸送機で当時のロッキード社に敗れて、改設計をして民間機に転用された機種です。
何故2階構造になったかと言うと、将来コンコルドなどの超音速旅客機が今後の主流となり、B747は貨物機へと改造された時の荷物の積降に便利だからとの考えでした。
見事に外れて、1,000機以上生産されています。


初飛行だけ見るとB767-300が1981年で一番古いです。
B767シリーズだと、B767-400ERが1999年に初飛行で一番新しいです。
私はCOで乗りましたが、あとはDLだけが運行しているだけです。
B767-300をストレッチして、B777のコックピットを採用した機体なので、B767と言っていいのか?ですけど。
しかもB767-400ERを開発したためにほぼ同じ定員のB777-100が開発中止になりました。



B777-200の初飛行は1994年で初商業運行はUAで1995年です。
14年以上前に製造された機体もあれば今年納入された機体もあります。
確かに設計思想は他機種より新しいです。

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1件のコメント

  • 08/04/20 15:49

    追加

    B737-400と800は同じCFMインターナショナル(GEが80%か70%出資して残りをフランスの国営のスネクマが出資)エンジン搭載ですが、いなかっぺ さんが仰っているように、B737-300/400/500(機体の長さが違いそれによる違いのみ)とB737-600/700/800/900(こちらも機体の長さの違い)世代が違います。

    ボーイングは一部例外を除きB7○7-の後の最初百桁がモデルを表して、後ろ2桁(十桁と一桁)がカスタマーコード(数字が足りなくなりアルファベットとの組み合わせもあり)を表します。

    B737の次世代開発されると、B737-1000/1100~となるのか、それとも基本設計が古くA320シリーズへの対抗から新設計してB○○○となるんでしょうか?
    B787が開発中ですが、その後に開発した機種にB797を使うとそのあとは?


    例外はPAがNYC-TYOをノンストップで飛べる機体の要望からB747-100の胴体を短縮して垂直尾翼を大型化し燃料タンクを増強したB747-SP
    がありますが。その後エンジンが改良に改良を重ねてより推力を増強し徐々に航続距離を伸ばしたB747-200BによりSPの製造は30数機だったと思います。
    ただ地理的条件からQFやアパルトヘイト政策から他アフリカ諸国から上空通過を拒否されたSAなどの航続距離が長い飛行機が必要な航空会社から重宝されました。
    またJLが国内線用にB747-300(SUD)の胴体にB747-100用のエンジンを搭載したB747-100SUDなんていうのもありました。

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