表題に合致する店は視覚と嗅覚で 金を掛けて(糸目を付けず)香港の美味しい食べ物を堪能するのならば、 簡単な話。一方、安くこゆい味?は、地元の住民で混み合う店を見つける しかないでしょう。 フードコート的なものならば、何処でも同じような味付け(当然、我が国 が開発した世界に名だたる調味料てんこ盛りですが)でそこそこ美味しい と思います。しかし、彼らの好みと日本人とは少し違うし、ある程度清潔 な店でないと、今ニュースで騒がれているコレラの被害に遭う可能性も 高い。香港の地元紙に必ず出る記事、「今日は○○レストランでコレラ 食中毒(またはコレラ)発生」。 返還前までは、香港グルメの世界が確かにあったのですが、最近いみじくも ”大先生”が仰ったように、「敢えて行く価値のない街」と言うのは当たら ずとも遠からずです。一般家庭に台所がないので、外食は当たり前なのは、 英国支配から大陸支配になっても変わらないのですが。ここには、香港グル メはほとんど棲息していないようですし。香港の良さは、世界各地の料理が そこそこ安く美味しく食べられることでもあります。日本食も人気だし。 味覚は少し違っているので、客でごった返している店が美味いかと言うと どうでしょうかね。結局、金を掛けたほうが安心ということになったり。 高級店のランチ(点心なども)ならば、味、安全性も、さらに価格も満足 できることが多いような気がします。 私自身、香港で感動する料理に出会った記憶がないので。