フランクフルトも給料もドイツの平均以上ですが

おはようございます

丁寧な解説ありがとうございます。

フランクフルトも金融大都市なのでドイツの平均よりも給料は高いですが、ミュンヘン、ハンブルク等はフランクフルトより給料が高い傾向にあります。(確かにベルリンはそれに比べて低いですね)これがルクセンブルク(ユーロ圏では給料がダントツ高いです)でしたら納得がいきますが、フランクフルトがタクシー運転手、単なるホテル受付で給料が欧州で上位と言うのは変に感じました。恐らく嘘は書いていませんが、平均ではなくごく一部の例外を書いているのだろうと個人的に感じます。
欧州で給料や、物価が高いのは総じてルクセンブルクと物価がまともでないノルウェーで、その後スイスと北欧が続くと言われています。ロンドンも管理職でしたらポンドがユーロに下落気味ですが、フランクフルトより給料が高いと感じます。(フランクフルトでしたらむしろパリの方が給料が高いと感じます。)
(以前読んでいた英国のエコノミスト誌にこのようなデータは載せていたと思いますが、最近読んでいないので、具体的にダイアモンド誌のデーターに反論できないのが残念です)

確かにここ数年ドルとそれに変動している通貨以外の円安は多少行き過ぎだと感じています。ただ日本人が欧州での物価が高く感じるのは、欧州では円安ユーロだかもありますが、欧州でのコンスタントな給料上昇やそれ以上の物価上昇があります。(日本では物価と給料が上昇はもう10年以上かなり低かったと思います)
同じ円ユーロレートでも5年前の欧州は現在に比べてかなり安く感じたと思います。
特に去年からの欧州でのインフレはどこの国でも問題になっており、一段と物価上昇になっています。

そのような意味でも日本の物価が緩やかにしか上がっていないのは欧州人にとっては逆に良く映るかもしれません。

円安で日本企業はかなり儲けているようですが、ドイツはユーロ高と言うハンディギャップにありながら輸出産業は健在で貿易黒字を伸ばしているのは日本にとって学ぶところも少なくないとは思います。

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