08/04/17 07:31

ドイツでなくてフランクフルトです

確かにほとんど全てでフランクフルトが一位なので、何か変だな
とは思いましたが。ただし、ここが突出しているわけではなく、
時にはシドニーやストックホルム、ヘルシンキなどが一位になった
り後に続きます。また同じ国でも都市によって数倍の開きがあり
ます。「ホテル受付」とマネージャーが同じ分類になることはあり
得ないし、一応きちんとした経済誌です。この分類も一般・肉体
労働者ですから、マネージャーは恐らく、弁護士クラスの2千万以上
でしょう。このクラスになると、東京(日本ではありません)との差が
ほとんどなくなります。

米国の都市(ニューヨークやLAなど)は一般に部類ではやはり下位
だし、専門職とりわけ資格職はやはり高い。むしろシドニーが一位
になると思っていました。これまで海外旅行もできなかった層が、
今では日本へ豪遊ができるということで、大量に押し寄せています。

恐らくベルリンなどは東京の下に位置すると思います。香港などは
(漢字は目立つので)一般労働者は下位、専門職は上位というように
予想通りです。北欧でもコペンハーゲンは下位だったので、面白い
なあと思って見ていました。

まあ、円安バブルで輸出産業がぼろ儲けしている間に、一般国民は
貧乏になったということが少しでもわかれば良いのでしょう。

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1件のコメント

  • フランクフルトも給料もドイツの平均以上ですが

    おはようございます

    丁寧な解説ありがとうございます。

    フランクフルトも金融大都市なのでドイツの平均よりも給料は高いですが、ミュンヘン、ハンブルク等はフランクフルトより給料が高い傾向にあります。(確かにベルリンはそれに比べて低いですね)これがルクセンブルク(ユーロ圏では給料がダントツ高いです)でしたら納得がいきますが、フランクフルトがタクシー運転手、単なるホテル受付で給料が欧州で上位と言うのは変に感じました。恐らく嘘は書いていませんが、平均ではなくごく一部の例外を書いているのだろうと個人的に感じます。
    欧州で給料や、物価が高いのは総じてルクセンブルクと物価がまともでないノルウェーで、その後スイスと北欧が続くと言われています。ロンドンも管理職でしたらポンドがユーロに下落気味ですが、フランクフルトより給料が高いと感じます。(フランクフルトでしたらむしろパリの方が給料が高いと感じます。)
    (以前読んでいた英国のエコノミスト誌にこのようなデータは載せていたと思いますが、最近読んでいないので、具体的にダイアモンド誌のデーターに反論できないのが残念です)

    確かにここ数年ドルとそれに変動している通貨以外の円安は多少行き過ぎだと感じています。ただ日本人が欧州での物価が高く感じるのは、欧州では円安ユーロだかもありますが、欧州でのコンスタントな給料上昇やそれ以上の物価上昇があります。(日本では物価と給料が上昇はもう10年以上かなり低かったと思います)
    同じ円ユーロレートでも5年前の欧州は現在に比べてかなり安く感じたと思います。
    特に去年からの欧州でのインフレはどこの国でも問題になっており、一段と物価上昇になっています。

    そのような意味でも日本の物価が緩やかにしか上がっていないのは欧州人にとっては逆に良く映るかもしれません。

    円安で日本企業はかなり儲けているようですが、ドイツはユーロ高と言うハンディギャップにありながら輸出産業は健在で貿易黒字を伸ばしているのは日本にとって学ぶところも少なくないとは思います。

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