陽気でないイタリア人、スペイン人も居ます イタリアなら真っ先に思い浮かぶのがサルディーニャ、また北イタリア の人間も日本人がイメージする「働かないで、愛を語り、歌ばかり歌って、 食事にはエネルギーを費やす」人は少ない。スペインになるとさらに 地域差があるので、一括りにするするもの難しい。また、ハリウッドの 金だけ掛けた中身のない映画に慣れ親しむと(毒されるという言い方も ある)、スペイン市民戦争やシチリアのマフィアと生活を取り上げた映画 などは、相当シリアスで、「陽気なラテン系」と言い切って良いのか。 これは中南米映画も同じ。とても社会性があって鋭い。 スペインも気候は様々。イタリア同様、スキーもできるし、冬に泳げる ところもあります。地域によって食材も違うので、それぞれにあった 食べ物があり、好き好きです。イタリアも同じ。海の幸が好きなのか、 トスカーナを中心とした陸のものが好みか。フランス風のピアモンテが 好みか、素朴なプーリアかとか。私が大嫌いなローマ風(臓物料理)が 好きな人も居ますし。 危険な場所は、大都会の駅周辺と人が途絶える時間帯(シェスタと深夜) 路地、観光客で混雑した地下鉄(これは命よりも懐)。 米国に長期滞在されたかたならばスペイン語は堪能でしょうから、スペ イン語を使えば現地の人とふれあいは確実にできます。スペイン語がネイ ティブ並みならば、イタリアでも相手は理解してくれます。 現地人と触れあいたいのならば、イタリアは北を避けます。特にミラノ を。彼らは冷淡で仕事ばかりしていて、レストランでもたどたどしい イタリア語で注文するといらいらしてくる。南ならば、「素晴らしい。 一体何処でイタリア語習ったのかね。今日は俺のおごりだ。飲んでくれ。」 になるところ。スペインで言えば、カタルーニャ。特にバルセロナは これに近い。情熱と乾燥をイメージすると落差に遭遇します。