08/04/16 08:08

陽気でないイタリア人、スペイン人も居ます

イタリアなら真っ先に思い浮かぶのがサルディーニャ、また北イタリア
の人間も日本人がイメージする「働かないで、愛を語り、歌ばかり歌って、
食事にはエネルギーを費やす」人は少ない。スペインになるとさらに
地域差があるので、一括りにするするもの難しい。また、ハリウッドの
金だけ掛けた中身のない映画に慣れ親しむと(毒されるという言い方も
ある)、スペイン市民戦争やシチリアのマフィアと生活を取り上げた映画
などは、相当シリアスで、「陽気なラテン系」と言い切って良いのか。
これは中南米映画も同じ。とても社会性があって鋭い。

スペインも気候は様々。イタリア同様、スキーもできるし、冬に泳げる
ところもあります。地域によって食材も違うので、それぞれにあった
食べ物があり、好き好きです。イタリアも同じ。海の幸が好きなのか、
トスカーナを中心とした陸のものが好みか。フランス風のピアモンテが
好みか、素朴なプーリアかとか。私が大嫌いなローマ風(臓物料理)が
好きな人も居ますし。

危険な場所は、大都会の駅周辺と人が途絶える時間帯(シェスタと深夜)
路地、観光客で混雑した地下鉄(これは命よりも懐)。

米国に長期滞在されたかたならばスペイン語は堪能でしょうから、スペ
イン語を使えば現地の人とふれあいは確実にできます。スペイン語がネイ
ティブ並みならば、イタリアでも相手は理解してくれます。

現地人と触れあいたいのならば、イタリアは北を避けます。特にミラノ
を。彼らは冷淡で仕事ばかりしていて、レストランでもたどたどしい
イタリア語で注文するといらいらしてくる。南ならば、「素晴らしい。
一体何処でイタリア語習ったのかね。今日は俺のおごりだ。飲んでくれ。」
になるところ。スペインで言えば、カタルーニャ。特にバルセロナは
これに近い。情熱と乾燥をイメージすると落差に遭遇します。

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