可哀想なんですよね。彼等も・・・。

こんなことがありました。

日本へ帰る飛行機の中でまだ食事のサービスが終わらないうちから サービスワゴンの後ろをウロウロするお客さんが目に付きました。

どうも乗り合わせたツアーのお客さんのようなので その後トイレの前で会った添乗員(こちらはけっこうベテラン風のお兄さんで、いかにもそれらしい風体でした。)に食事のサービスが全部終了してからか、始まる前かにトイレに行くように指導は出来ないのか・・と聞いてみました。

彼の答えは、<ヨーロッパの旅では旅行途中の昼食レストランではほとんどトイレ・・とくに女性用が少なく、食事が済んでから希望者のトイレを済ませると出発が大幅に遅れてスケジュールが消化できない・・のだそうです。 

それで出来れば食事の最中に代わり合って済ませるように案内しているので、機内で突然それはダメとはいえないです、との驚くべき(あっ これ私だけですかね、驚くのは)答えでした。それも自信に満ちたお答えでした。

絶句でした。 機内はともかく 行く先々のレストランで食事中にかわるがわるトイレに立つツアー客なんだなあ・・と。 日本人のしかもそこそこそれらしい階層の年配者客が揃って・・。 

いま若い人の間の言葉、K・Yどころか いま何をしているか、どこにいるか・・・がわからない職業人が増えていますね。 

海外旅行の添乗員はお客様の文化と旅行先の文化を取り持つ通訳でもあると理解していましたが。 お客の方だけ向いている添乗員は、単なる召使に過ぎないと。

 

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1件のコメント

  • 08/04/14 00:40

    Re: 可哀想なんですよね。彼等も・・・。

    笑わせていただきました。

    それと故米原万理さんの著書にブラッセル?でのツアーバスの運転手さんの何で日本人は...とトイレの話を思い出しました。
    書名は忘れました。


    それと国内旅行で日本人は「写真の撮影ポイント」と言うと皆写真を撮り、「ここでお土産を買った方がよい」と言えばバックマージンが含まれているので高いのに皆が買うそうです。

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    そういえば ついでの質問です。

    ついでながら事情通の AtoAさんに質問です。

    日系の航空会社使用の機材は 最初からトイレの数が多い という事を聞いた事がありますが、いえ実際にもそんな気がしますが、ホントでしょうか。

    モンスーン地帯に住んでいるせいで体の中の湿気が多く、(心情的にトいうこともありますが、この場合は物理的です)オシッコの頻度数が多いのだとか。 

    みんなと同じ事をしていないと落ち着かないのは これも農村共同体、つまり 隣り百姓 の生活意識ですから仕方がないのではないでしょうか。

    この頃 年をとったせいか、逆に動いている人を見ても おんなじに流されているんだ・・と思う事がおおいんです。