気にしない

米国と混同しています。

賃金の一部である(賃金を下げる意味もあり、不法移民の極端な低賃金とか、
この国の制度には問題が多いようです)米国と違い、欧州(他の地域でも)
では”must”ではありません。あくまで、「気持ち」です。これもホテル
で特別なことを頼むなど以外は不要です。食事の場合は端数を置く程度。
当然、15-20%というものではありません。ゼロでも問題なし。何も言わな
ければきちんとおつりは出ます(おつりに関しては日本ほど厳密ではない)。

例えば、48.5ユーロならば、大抵の人は50ユーロを出して出ます。
待っていれば恐らく1.5ユーロを持って来るでしょう。これを置くか、
持ち去るかは貴女の自由。ただし、やってはいけないのが、10セントを
10枚とか。直接、小銭をばらまくのは御法度。米国でも同じ。

端数を残すか否か程度に考えておけば宜しい。

例外は劇場での案内(もともと上流階級しか利用しないので)、ボランティ
アの案内などでしょうか。

クレジットカードは日本で使うのと同じ注意。
きちんと金額を確かめる。
ICカード以外では、暗証番号入力、IDやPIN番号を要求する場合とかあります。暗証番号入力が多いでしょうが、今はほとんどがICカードなのでは?
カードの安全性は完璧ではありません。使用記録をきちんと管理すること。

TCは直接使える場合はほとんどないと思ったほうが良いでしょう。
あくまで、盗難にあっても戻る可能性が高い点で有利というくらいに。

一番困るのは、日本人が無防備に人前で札束を出すこと。パッケージツアー
客と同じホテルになった時など、朝食時に、「昨晩はどうもありがとうごさい
ました」と言って、札を裸で見せて返すことなどよく見ます。男性が後ろの
ポケットに財布を入れること。あれだけは止めましょう。