MD-11 機体に関しては詳しいかたが居ますが、今回はあまり書かないようなので。 二発式ジェット全盛期の時代ですが、やはり四発を好む操縦士が多いように 三発の安全性は捨てがたい。DC-1は人気機種でその後継機種として搭乗したMD-11はある意味不遇。ETOPSというエンジンの一つが故障したさいに残りで どれだけ飛べるかを決めたルールの緩和(科学的根拠もさることながら、 政治経済に多大な影響も持つ航空機製造会社の意向は十分反映しているは ず)と実際に双発機の安全性と経済性により、脚光を浴びることはなかった 機材です(欠陥も指摘されていたようですが、詳しくないので)。 実際の姿はきりりとしていて綺麗ですよ。AYのMD-11には改装前に乗りまし た。旧式のビジネスです。あれはかなりひどかった。客室乗務員のサービス も北欧らしい、合理主義。日系のような痒いところに手が届くというものと は別の世界。かと言って少し下の大国(ロシアではないですよ)ほど恐くな い。エコノミーの経験はなしです。でも下に書くように、機材もエアライン もほとんど関係ないと言えませんか?唯一関係するとすれば、座席で二席の 外れがない(少ない)席があるか否かでは?二席をカップルで取れば問題ない のですが、さらに他人が一人以上入ると色々面倒と言うか気を遣う。 で、本題のエコノミーですが。何を今更という感じ。知ってて聞いているの では?といつも思ってしまうのですが(それはそれで構わないのですが)。 窮屈以外の何者でもないでしょう。ビジネスの食事が何処でも不味いと書き ますが(多くのかたも同じ意見でしょう)、そのような”不平不満”を吹き 飛ばすくらい最近のエコノミーの食事はひどい。しかも配ったらなかなか回 収しない。最近乗った二時間強のフライトでは、シートベルト着用サイン直 前まで釘付け。客を動かさないためには良い方法かと思ってしまいました。 座席は何より閉塞感があります。今のご時世、モニター全盛ですが、あれは 却って邪魔。故障でもしてノイズとか切れかかったりすると最悪。しかも、 液晶はかなり低品質。これが目の前に迫るので、ますます狭く感じます。 フィンエアーの最大の利点は、欧州への苦痛が一番少ない時間で済むのと 安全性ではないでしょうか?これは他がどう頑張っても敵わない。 空港は何もないというが率直な感想。買い物をするにも買いたいものがない。 食欲を誘うものはないし、とてつもなく高い。AYの短距離用ラウンジは何も なく、長距離用もソファーがある程度と考えて良いでしょう。あそこに 5時間は飽きます。 最後の手段は近場のショッピングセンター。 www.jumbo.fi/etusivu.asp
Re: MD-11 JORGEさん、ご意見有難うございます。 私達は、AYは短距離のビジネス(エコノミーと同じ座席も有りました。)だけで、エコノミーに乗ったことがありません。 貴方様はビジネスの推奨ですね。 ビジネスに乗り慣れる(1988年以降2007年までヨーロッパだけで17回、C又はF)とエコノミーに乗るのが少し恐ろしい気もします。 (以前、USAへ行った時、サンフランシスコまでCでここからマイアミまでYでした。機体が小さく、周囲に肥えた人がいて何故か酸欠状態になって酸素吸入器の世話になりました。) やはり、格安Cにすべきかも? ヘルシンキの5時間の乗り継には、ショッピングセンターの観光が良いかも知れませんね。 有難うございました。
別にビジネスを勧める訳ではなく 単に、エコノミーが快適とは別世界の話しであることは当たり前だと 言うことです。短距離なら苦痛も最小限で済みますが、長距離はきつい。 とくに睡眠が必須(時差ぼけや体力の消耗は許されない)場合には 決定的。添乗員は帰りには食事も摂らずに寝ています。 声を大にして言いますが、あれは苦痛と言うか虐待に近い。それでは、 価格差だけの違いがあるかと言うと、サービスはせいぜい二倍あれば 良い方。新自由主義と同様に、一部の者が国家の経済を牽引し富を産 めば良いと言うのと何ら変わりない発想で、利益を生むのが上級クラス で、下はどうでも良いというのは当たらずとも遠からずでしょう。 エコノミーの激安を止めて、せめてJALのクラスJ程度、欧州ビジネス クラスの100万円超えなどという馬鹿なことを止めて、普通運賃を50万円 以下、制限付き割引運賃を20-30万円というのが妥当な価格だと思います。 ワインも料理も数千円のもので、機内エンターテイメントなどは、見にく い液晶で目が疲れる。内容も安価な(制作費が安いという意味でなく、 内容が安っぽい)リメイクかパートXだらけハリウッド映画ばかり。 いっそのことLCCは激安路線で、レガシーは高級とまではいかなくても 人間らしい環境の維持を謳い文句にでもすれば良いのでは。
関西のビジネス 一つ書き忘れ。 関西はビジネス需要がないため、関空発のビジネスクラスは比較的 やすいはず。良い例がJALのデンパサール行き。フィンエアーも 欧州系のなかでは倒産寸前の地中海の半島に位置する国の元?フラッグ シップを除いて安い料金です。KLMも安いので、親元のエールフランス だけが高値安定かな。 それでもまだ高いと思います。今の運賃は。アシアナかマレーシアあたり が妥当で、キャセイは上がり続け、シンガポールは衣装の御利益で高嶺の 花か。