貧乏旅行

ふね婆、お久しぶりです。私が旅に出てる間にすっかり”好々婆”になられたようで。(笑)

直接レス入れなくてゴメンナサイ。あそこのトピはなんか先達の皆さんが”陽だまり”で日当ぼっこして”まったり”しているトピなので私などは場違いかなと感じました。それに正直、一瞬、カチンとしましたがそんなにムカついてないですよ。ふね婆とみど先生に揉まれてるのであれくらいではそんなにムカつきません。(笑)それより皆さんの”姫”がゲストハウスの牢名主さんにクイッティオとバーミーの定義を間違って教えられて信じこんでる方が気になっています。ふね婆が教えてあげて下さいな。

ふね婆のカキコミを例にあげさせてもらっちゃいましたが、あれは貧乏旅行賛美の対としたかったんです。今どき、「貧乏なくせに」というストレートな表現を使ってくれるのはふね婆とヒロインを苛める”韓ドラ”の財閥のお姑さんくらいしかいませんからね。(婆の真意が”貧乏自慢”ということは分かっております。)

このような旅をしてる私ですが、私も貧乏至上主義、貧乏自慢の旅行者は嫌いなんですよ。手段と目的を勘違いしてると思います。

「どっか美味い店ないっすかね。」

「スーパーリッチに両替に行くなら、そばにカオマンガイの美味い店があるよ。」

「いくらっすかー?」

「30バーツだよ。」

「高いっすよー!そんなの食ってるんすかー!俺なんかいつもカオサンの10バーツラーメンっすよ!」

この手の貧乏自慢はたくさん旅で会います。ただ困るのは人に危険を伴うことを知ったかぶりして指南する輩です。

「カオプラヴィハーンには早朝6時前に行けば入場料がいらない。」などと自慢げに語ります。

タイでの危険の認識は私とふね婆は同じように感じているんではないでしょうか?違いはふね婆は”マクロ”で考えて発言。私の場合は”ミクロ”で語っているだけです。

ふね婆は新聞や地元の見聞で日々に感じることを一般論として注意喚起されます。私の場合はその他に実際に自分があったトラブルの経験をもとに個別に注意喚起します。もし、ふね婆が実際に被害にあわれたり、あわれた人と関わったりしたらそれを具体的に書かれた方がいいと思いますよ。一般論をいくら出してもなかなかふね婆の真意が伝わりにくいでしょう。

それと貧乏旅行をなぜするかいえばお金がないという他に、お金を使わない旅でしかみる事のできない景色があるからです。今回はイサーンのローカル列車に乗り継いで旅をしました。列車はものすごい混みよう。私の前に座っていた青年はおばさんに席を譲りました。それから彼は5時間近く、満員列車に立ちっぱなし。譲られた方も特別ありがたがる訳でなし、譲った方も別に普通の感じ。とってもいいです。根性ナシの私はせいぜい2席シートを3人掛けするのがやっとです。私がタイの良質な部分を感じる事ができるのはそういう時です。これはビジネスクラスで移動しているとみる事のできない世界です。

しかし、ビジネス(私はふね婆のようにファースト乗ったことはないです。)のシートではまた違った世界の人と話をする事ができます。"KFC"のシニアディレクターや”CP”グループのエクゼクティブシェフなどと隣合わせたら時は私が知らなかったタイの話を聞くことができました。

ただ、お金を使わない旅行は自分でリスクを引き受けなくてはならないので自力本願の努力が必要です。ふね婆に考えてもらいたいのですが昔から貧乏旅行をする旅行者はいたんです。今、貧乏旅行者に限らずトラブルに会う旅行者が多いのは他力本願で物を考えない人が増えてきたからに感じます。単に安宿に泊まっているからだけではないと思います。

ですからふね婆に言われて私も反省しました。私も含め常連の人の中にはあまりにも懇切丁寧に教えすぎる人がいると思います。どなたかが「質問所要5分、回答1時間」と書いてましたがホントです。私などもタイ語は読めないだろうなと思い、馬鹿みたいにタイ語サイトから列車やバスのローカル線の時刻などを拾ってレスしてます。

それって確かに本人が自分で調べるという自由旅行本来の楽しみを邪魔してるような気がします。そこまでして調べてレスしても、本意が伝わったのかどうかも相手がレスしない場合はわからない。それではほんとに単なる私の自己満足でしかありません。

あ、それと最後に私はけっこう寂しがり屋なんですよ。だから中級ホテルに何日も泊まり、ひとり旅すると退屈で寂しいんです。(笑)だからどうしてもいろんな人に出会える貧乏旅行をしてしまうのかも知れませんね。

デビューの時は「この糞ババアー」と思いましたが、今は私も婆のこと嫌いでないですよ♪

最近、温泉にはまっているマンジン