北イタリア都市はゴーストタウン 8月のイタリアを避けているので、最新のことはわかりませんが、保守的な 国ですので、生活パターンは4-5年で変わるものではないでしょう。ミラノ をはじめとす北イタリアは観光客にとっては最悪なはずです。開いている 店は、リナシェンテと観光客向け大型レストランに一部高級ブランドショッ プだけという状態です。ゴーストタウンとはこのことを言うのでしょう。 当時は何も知らなくて、「もう少し小さな都市に移動すれば、庶民の店は開 いているだろう」とトリノに行ったのが大間違い。これこそ皆無でした。冬 季五輪で漸く日本でも少しずつ知られるようになった街で、良いレストラン も沢山あるのですが、一軒も開いておらず、泣く泣くミラノに戻りました。 道を聞こうにも、人が歩いていないし、照りつける太陽でふらふらになるし、 散々な日でした。 高級ブランド店は確かに開いている可能性は高いのですが、バーゲンが終わ っていて、残りもの状態という感じです。大体、中国で作っていない限り、 工場も休みですし。買い物が目的ならば、店に直接聞くとか、他の街で見つ けたら買うとか、運良く空港に残っていたら買うことくらいしか対処法はな いと思います。ミラノはホテルがとても高いのですが、これだけはバーゲン 価格なので、ホテルを楽しむとか。それでも高いですが。 何処かで書いたと思いますが、北イタリアは暑さ対策がほとんどなく、動き 回るのには不向きです。ローマもほとんど同じでしょう。はじめに書きまし たが、豊かな北イタリアはコモ湖周辺と観光都市ヴェネティアを除いてゴー ストタウンです。確かにローマとフィレンツエは、少しは開いています。 高級ブランド品店に関しては、バーゲンがいつから始まるかによって若干 変わるでしょうから、今年の8月何日に開いていたからと言って、来年も同 じとは言えないのでないかと思います。