何を見たいかによりますね ヘントには、ファン・エイクの『神秘の子羊』の祭壇画があります。 そこだけライトアップされてる展示の妙もあったのでしょうが 見たときには息を呑みました。 でもそれ以外は全く記憶に残っていません。 ブルージュは、町自体がある種の雰囲気をまとっています。 わたしの印象では、ヴェネツィアを北方風にした感じ。 ある時代に繁栄を極めて、その後衰退した町特有のけだるさというか。 特に晩秋などに訪れると、ひっそりしたベギンホフなど まさしくローデンバックの『死都ブルージュ』という趣があります。 春や夏は観光客でいっぱいでしょうけれど。 特に何かを見たいわけではなく、町自体の雰囲気を楽しみたいのなら やはりブルージュでしょうか。