日本国有鉄道の銘版

タイ国鉄の客車はJR(旧国鉄)のものがたくさんあります。
販売ではなく、JRが古い車両を譲渡するケースが多いと聞きます。
新しいものは韓国・DAEWOO(大宇)製や英国製もあるようです。

あなたが見た車両端の「日本国有鉄道 昭和○○年」というプレートは
「銘版」といって、製造工場も標記してあったはずです。
改造した車両には、もう1枚「○○工場 昭和○○年改造」という
銘版もついています。

1月にタイ国鉄機関助士の友人と、ファランポーン駅に停車中の
列車の銘版を見ながら話をしていて、
「日本ではマニアの間で1万円を超える取引もあるよ」といったら、
「二人で取り外して山分けしよう」(もちろん冗談です)と笑ってました。
でも将来、タイ国鉄の銘版泥棒が現実のものとならないよう、
祈るばかりです。

車両の輸送は、当然飛行機ではなく船で運びます。
台湾新幹線の車両も、何回かに分けて日本から船で運ばれ、
スワンナプーム空港からバンコクへの空港連絡鉄道の
ドイツ・シーメンス社製の車両も船で到着したと、
1月下旬発行のタイ国鉄機関誌に掲載されていました。

日本のJR在来線のゲージ(レールの内のり)は1067mmなので、
タイの1000mm(メートルゲージ)幅の車輪への交換(改造?)は
タイ到着後に行っているのではないかと思われます。

  • いいね! 0
  • コメント 1件

1件のコメント

  • 67mmの差


    タイ国コク鉄さんおはようございます。

    のんたんの視点が私の視点と合い・・・

    フイリッピンで乗ったフエリーもほとんど日本製で・・・

    銘版と音のない世界と共に前に座った乗客への観察眼、将来の旅好きの

    片鱗が見え隠れ。

    のんたん、この場への投稿、全部PCのどこかに保存してるだろうね。

    15日見落としていて、遅くなりごめんね、花粉症はどうなったかな。

    ばんこく9?待ってマース。

    • いいね! 0
    • コメント 0件