マッカサンからホアランポーンへ マッカサン駅に着いてホアランポーン行きの列車は、今まさに出ようとしていたところでした。 あわてて駅員さんにチケットはどこで買えばいいのか聞いてみると、 「トレイン!トレイン!」 と、列車を指差しています。 たぶん、時間がないから中で買いなさいっていってるんだとおもって列車に飛び乗りました...といいたいのですが、列車についている階段と地面の段差がすごく離れているのとあせっていたせいで踏み外してしまい、おもいっきりこけてしまいましたw (あ~、いた~い...あっ、すねから血がでてる!) 駅員さんが走ってきて背中をおしてくれてなんとか乗ることができたけど、いたいのと恥ずかしいのとで泣きそうでしたw 車内は満席にちかくて、私は車両と車両の間に(乗降口)すわっているタイ人のまねをすることにしました。 (すごいなぁ~、自動ドアじゃないんだぁ...あっ!ハンモックで寝てる人がいるw気持ちよさそ~♪) それにしてもスピードがゆっくりで、ときどき駅じゃないところで止まったりするのは何でだろ~?でもこのスピードなら万が一落っこちても大丈夫だなぁ☆ しばらくすると後ろにたくさん人が並びはじめたので、もうすぐホアランポーンだとゆうことがわかりました。 (あれ?でも、お金はらってないけど???着いてからはらうのかなぁ) ホアランポーンに着いて人の流れについて歩いていってもお金をはらう場所はなくて、結局、無賃乗車してしまいました。 駅員さん、ごめんなさい!
ホアランポーンからアユタヤへ ホアランポーンは少し古いようでいて、でもそれがすごく歴史をかんじさせる素敵な駅でした☆ 駅の中には、教えていただいたとうりおいしそうなお菓子屋さんやドーナツ屋さん、コンビニ、フードコートもありました。 インフォメーションで次のアユタヤ行きの時間をたずねると、2時過ぎの列車がもうすぐ出るよといわれ、おやつはあきらめることにしました泣 窓口で買ったチケットは15バーツ。 教えてはもらっていたけどこんなに安いんだぁ! こんどはこけないように、しっかり足元に注意して列車に乗って、陽のあたらない方の席にすわりましたv それから、教えてもらったようにアユタヤに着いたらわかるように、まんなかあたりの車両にしましたv (今からだとアユタヤに着くのが4時かぁ。YH予約してないけどあいてるかなぁ) すこし不安になっていると、ガタン!と音がしてゆっくりと列車が動き始めました。 列車は混んでいましたが、私の向かい側の席には誰も座ろうとしませんでした。 何でかなぁとおもっていたら、シートがこわれてたんですw 何度もタイ人がすわろうとしては何か言って別の席をさがしにいきます。 そのうち、日本人らしき男の子2人組が席の前で止まりました。 「日本人ですか?」 と言われ、 「はい」 と言うと、 「わぁ、よかった~!ここ、空いてます?」 「はい、でも、こわれてるみたいですよ」 それでもいいと斜めにグラついているシートに足をふんばってすわると、 「一人で来たんですか?スゲェなぁ!俺達2人で来て2日間カオサンに泊ってきて、今日アユタヤに泊るんすよ~。アユタヤいくんすかぁ?ゲストハウスどこに泊るんすかぁ?カオサンはどこに泊ってたんすかぁ?」 言葉の洪水でしたw 機内で会った人もそうだったけど、やっぱりカオサンロードとゆう街は有名でみんなが泊るんですね。 やっぱりカオサンに泊ったほうがよかったのかなぁ... 私がタイに来るまでの経緯を話すと、思いっきり笑われてしまいました泣 「初めてにしてもそこまでビビんなくても大丈夫じゃねぇ?あ、でも、九州からだし、女一人だからソノ人達からからかわれたんじゃねぇの~?だってツアーで来るとこじゃないっしょ、タイって。多分、オッサンが団体で来て女買う時だけホテルに泊るんじゃねぇ?」 ショックでした。 なんにも分からないからEAVOおじいちゃまにご心配いただいて、ツアーに変更して、みなさまから安心してもらったのに、これで2回目です。 話の経緯を話しているうちに、アドバイスをいただいたみなさまに対しても否定的だった2人にだんだん嫌になってきました。 でも、2人が初タイだとゆうことだけが私の自身にもなりましたw だって、私にはみんながついていてくれるからv 後でこの二人と同じゲストハウスに泊るとは夢にも思いませんでした。
アユタヤ行きの車窓から 私がすこし困ったような顔をしていたからでしょうか。 ドンムアン(バンコクの元玄関口ですよね?)をすぎたあたりから2人ともウトウトしはじめて、やっと風景を楽しめるようになりました。 ランシット(?)をすぎたら突然いままでと風景が変わって、おもわず、 (あぁ、これだぁ!こんなのみたかった!) どこまでもつづく田んぼ、舗装されていない道、角の大きな牛.... でも、いちばん不思議な気持ちになったのは、まわりに何もないようなところにある駅に停まったときです。 だって、音がないんです! バンコクではつねにいろんな音がきこえていたので気が付かなかったけど、すごく感動してしまいました☆ 目の前の2人が眠っているうちに、私はまた車両と車両の間の特等席へうつりましたw やっぱりここのほうがたのしいなぁ~♪ (あ、書き忘れましたが、こんどはちゃんと切符を切ってもらいましたよ!カチカチさんにw) 階段にすわっていてすごい発見をしました。 ふと横をみると、「日本国有鉄道 昭和○○年」と書いてあるのです! (そういえば、前にサイトで書いてあったような...) 日本で使われていた列車なんですね~、どうやって運んでくるのかなぁ? 飛行機はムリだとおもうから、やっぱり大きな船で運ぶのかなぁ?? なんてことをかんがえていると、背中をトントンとたたかれたので振り返ると、カチカチさんでした。 「ネクスト、アユタヤー、ネクスト!」 わぁ、おぼえててくれたんだ!親切だなぁ☆ 特等席に移ってからの時間はあっとゆうまでした。