Re: ちょっとお聞きしたいのですが、ラオス、カンボジア、ベトナムではATMから何が出てくるの?

　シティバンクカードについては、ATM 大丈夫のようですね。
　みどりのくつしたさんからの質問ですが、ATM からキャッシュカードで引き出す通貨、それは原則としてATM 機がある現地通貨になります。 それぞれATM 機がどれくらい存在するか分かりませんが、東南アジアのラオス、カンボジア、ベトナムでの出金通貨はそれぞれ、キップ、リエル、ドンです。 10年ほど前モナコに行った際、周辺8カ国の通貨を選択して引き出せるATM 機を見ましたが、2000年頃まで発行されていたモガネスク・フランがほとんどモナコ国内で流通してなかったこと、また賭博の国という特殊性があったから設置されてたのだと考えます。
　
　また、シンガポールで米ドルを引き出すATM 機の件ですが、シンガポールで第三国の米ドルを引き出す訳ですから、引き出しは預金国通貨→シンガポールドル→手取り米ドル、つまり二重の為替手数料を課金されます。 そしてトランジット空港などで良く見かける通貨両替商も同じで、例えばUAE のドバイで日本円からオマーン・リヤルに両替したとすると、一度日本円をUAE ディルハムに計算し、もう一度オマーン・リヤルに再計算した金額が手取りになります。 つまり、ドバイ空港の両替商が30ヵ国通貨の両替取扱いをしてたなら、直接ディルハムを介さない日本円→リヤルのダイレクト両替はしません。 両替商にとって自国のディルハムのストックが増減しない取引は、利益にならないばかりでなく膨大なリスクを伴います。 しかも、あらかじめ日本円からオマーン・リヤルにダイレクト両替できるシステムを整えたとしても、数学で言う組み合わせ、30×29×28・・・膨大な計算データ処理が事前に必要になります。
　
　余談ですが、訪問国がマイナー通貨であると殊に、国際キャッシュカードはお得のようでむしろ逆、現金引き出し無料のタイプのカードもありますが、日本円で一回百円～二百円引き出し手数料が必要で、それに為替差益を取られます。 私は米ドルやユーロ圏内を除いて一ヶ月以内の旅行であれば、訪問国でクレジットカードを使い借金してしまいます、買い物も安全な場所なら極力クレジットカードです。 借金の場合はもちろん利息がかかりますが、微々たるものですし、為替手数料は無きに等しいです。
　ちなみにタイバーツを例として挙げますが、本日の成田空港での都市銀行タイバーツ現金売りは、1THB=3.750JPY (1万円=2660バーツ)、これがスワンナプーム空港で両替すると、1THB=3.400JPY (1万円=2940バーツ)。 バンコク市内で引き出すキャッシュカードは経験上ですがやや高め、1THB=3.500JPY(1万円=2857バーツ)程度でしょう。 これがクレジットカードで借金するとレートは極めて為替中値に近くなり、1THB=3.350JPY (1万円=2985バーツ)、借り入れの場合はクレジットカードの種類にもよりますが、年利18%として借りても一ヶ月後に口座引き落としですから、1.5%だけの利息です。 つまり借り入れの額面に利息をプラスした額面でも、実際に両替後の現金バーツと比べた時、大幅に額面を下回ります。 最低限必要な通貨は、旅行者である以上もちろん必要ですし、みなさんに借金を勧めてる訳ではありません、私の例です。

ベトナムではドン

でおろしました。

ちなみに澳門では澳門パタカor香港ドル、香港では香港ドル、人民元が選択できるATMもありますが全てではありません。

インドネシア(バリ島では)

ルピーが出てきました。(荷物のターンテーブルの有る場所にcitibankのATMが有ります。