中国国内線チケットをどう取るか・・・雑感その3

 Eチケットというと日本の国内線であれば、クレジットカードだけ持っていけばチェックインできますし、国際線の場合でもパスポートとクレジットカードだけあれば、問題ありません。前に欧州の格安航空会社、エア・ベルリンを使った時も、チューリッヒの空港でパスポートとクレジットカードだけで押し通しました。そもそも画面のプリントやEメールのコピーなんか持っているのは邪道だ
。・・・・というのは、私がプリンターを持ってないからなんですが、今回はさすがに予約番号の入っている画面をカット&ペーストでテキストに落とし、その「メモ帳」のコピーを人のプリンターで出力して、持って行くことにしました。

 でも今回は料金は代理店に払っているので、クレジットカードは関係なし。パスポートだけ出して「チェックイン・プリーズ」で果たして通じるものか。

 深せん空港に到着。しばらくして上海航空9374便のチェックインが始まりました。パスポートと例の紙を出すと、係員が困った顔をしています。同僚と話し出しました。結論は「上海航空のチケッティングカウンターに行け。」とのこと。

 やっぱ、だめか・・・・次の対応を少し考えつつ、上海航空のカウンターでパスポートと「例の紙」を出してみました。すると、コンピュータで確認すると、何と「航空券」をドットプリンターで印刷を始めました。五分くらいで完了し、その航空券とパスポートを再びカウンターに持っていくと、すぐにチェックイン、ポーディングパスをくれました。

 最近あまり旅行中に感動することが少なくなったんですが、この時ばかりは、しばらく感動のあまり立ち尽くしました。全く一見の外国人なのに、ちゃんと国内線に格安券で乗れるんだ。しかもネットで予約、決済全て完了。

 日本の旅行代理店で、「英語版のウエブサイトで、国内線の航空券をを割引価格で予約を入れた上で販売し、しかも一見の外国人でも売ってくれます。」というところがあるかどうか・・・・。

 上海航空の航空券の表紙には「電子客票 Electric Ticket」と書いています。それは「黒い白線」の世界ではないか・・・と思いましたが、彼らの言う
Eチケットは「空港までは手ぶらでよい。」という意味だ。と善意に解釈しましょう。とにかくEチケットでも空港で航空券を取得する必要があるみたいです。

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