中国国内を旅行する。・・・・「一ヶ月間、中国を回ってきまあーす。」とかいう、お金はないが時間はある人たちは鉄道なりバスなりで国内を移動すればいいのですが、我々サラリーマンは「一週間の期間でどう回ろうか?」となると、ある程度事前に「経路と予定」を決めなければお話になりません。そうなると、そこそこの「お金持ち」であるサラリーマンが中国を移動する場合、国内線のチケットを入手する。というのが必須になってきます。
私の最初の国内線チケット予約経験は数年前の瀋陽→北京。全く勝手が分からないので、まずはJTBの「セルフ旅行セクション」に聞いたところ、「国内線はスケジュールがいい加減だから、現地で取った方がいいですよ。」という返事。(昨年も試しに別の支店に尋ねてみたら似たような返事。この中国を見下した態度というのは旅行会社にはあるまじき態度・・と思いますがね。面倒だから断るんであればもっと気の利いた言い訳を考えるべき。)次にアクロスに行ってみたところ、問題なく取れますよ。とのことで、何便か挙げてくれて、その場で取ることが出来ました。ただし、定価。別途手数料というのは取られたか覚えていませんが。
今後もこの調子だと、進歩がありません。次にやってみたのが現地空港のチケッティングカウンターで頼んでみること。上記の旅行は北京→大連→瀋陽→北京というルートでしたが、最初の北京→大連を北京空港で頼むことにしました。分割直後の民航カウンターで、北方、東方、南方などが、それぞれカウンターを持っています。夜遅かったのですが、開いていたのがなぜか南方航空のカウンターのみ。ちょっと方向が違うけど・・・と思いつつ、大連行きのチケットを買いたいと言うと、英語が通じて、係員は探し始めました。さすがに当日の便はないとのことで、一番早いのが、翌日の午後早くの便。しかも北方航空です。JRと同じような仕組みで、どこの会社のチケットでも取れるのか(というより、相手が売るのか・・・)と少し感心。でも、これもやはり定価販売です。
私も国内線の詳しいマーケットを知っている訳ではないのですが、
1.航空会社自体は割引航空券を売っていない。
2.代理店にまとめて卸していて、代理店がそれをばらして売っている。つまり
、日本の「国際線格安航空券」みたいな売り方しか存在しない。
ことが分かってきました。となると、中国国内に「懇意にする」旅行会社を持つ必要がありますが、そこまでしょっちゅう中国に行く訳ではないし・・・。ネットで探してみることにしました。