アンコール遺跡の巡り方(順序)

順番ではなく時間帯が大切

諸先輩が回る順番について色々意見を申されていました。
これについて特に反論はありません。そのとおりでしょう。
ただし、私は順番ではなく時間帯を重視します。

アンコールワット　聖池前の撮影は15時～16時
　　　　　中を見るのであれば朝日を見てその足ですぐに。
　　　　　昼間は暑く、せっかくの壁画も暑さでよく見れません。

バンテアンスレイ　朝～9時くらいまでがベスト
　　　　　　赤レンガ色の遺跡が朝日にあたるのは本当にきれいです。
　　　　　　昼間は暑さを避ける日陰もないため、暑さの中で
　　　　　　一周して終わり。
タプローム　　　全体が木陰にあり昼間でも可能。
バイヨン　　特になし
サンセット　アンコールワットの影に夕日が沈みように勘違いしている
　　　　　　人がいますが、プノンバケンからは見る夕日は西バライ方面
　　　　　　に沈みます。
　　　　　　7月は綺麗な夕日の確率は10～15%です。
　　　　　　あえて行く必要はありません。

あちこちの遺跡を数回っても、記憶に残るのはアンコールワットと
タプローム、バイヨン、バンテアンスレイくらいでしょう。
よほどマニアでない限り、アンコールワットを2回、3回といった方
がよいと思います。

サクサイワマンを見て、オリャンタイタンボを見て、マチュピチュを見るという話はないです。

クスコ周辺の遺跡は、いろいろあります。
でもだれも、
サクサイワマンを見て、オリャンタイタンボを見て、マチュピチュを見ろ
とは言いません。

みんなマチュピチュを見て感動して終わりです。

だったら、アンコール遺跡群も、
「アンコールワット、バイヨン、タプローム」
でいいんですよ。

日本人旅行者というのは、
どうでもいいことにルールを作る癖があります。

アンコールワットを見に行くんですから、
アンコールワットを最初に見るのが当然です。

そして、他の小さい遺跡は、見なくていいです。
なぜ、たいして感動もしない遺跡を、見なければならないのでしょう(笑)?

アンコール遺跡群は、
とっとと「アンコールワット、バイヨン、タプローム」
を見ればいいんです。

たいして旅行もしてない日本人旅行者の話に惑わされてはいけません。

みどりのくつした