Re^4: 世知辛い世の中(空港税取り戻せますか、というQ&A)

いなかっぺさん、こんばんは。お返事有難うございます。

いなかっぺさんと私の考えは殆ど同じである事が判りました。
「制度」という単語の使い方が微妙に異なっていた様で、私はいなかっぺさんご指摘のオーストラリアの問題点は、JORGEさんの言う「(所謂)空港税徴収システム」と考えていて、制度はもう少し抽象的な枠組みだと考えていました。

違いがあるのは、(実際はこの部分も違いは無いとも言えるかも知れませんが、、)「返金は無理」という部分です。これは、最終的な空港税を受け取るオーストラリア税関の立場では無く、その間に立つ航空会社の立場でのご発言と考えます。
少なくとも、制度として返金を定義している限り、国(税関)は、所定の法的手続きを経た後、返金すべきと考えます。
但し、その為のコスト(手間とか実際掛かる費用の総体、特に旅行者の負担)が大きいので、現実的な解では無いであろうとは想像しています。これを改善する為には「(所謂)空港税徴収システム」を変更する必要はあるが、一つ上のレベルの法令を変更する必要は無いとの考えです。

オーストラリアの空港税の話題で、最初に質問された方も、面倒だろうとは予測されていますが、無理だとは考えていらっしゃらない様に読めます。余りに面倒なら止めるけれど、どの位の面倒なのか見積もりたかったという事ではないでしょうか?
乗り継ぎの待ち時間が長いので、その時間に空港内の関連部署を走り回れば返金される程度の手間で済めば、頑張りたいとの御希望でした。

私は、元の質問でJORGEさんが最初のコメントとして書いていらっしゃる「最終結論」を結局最後はそうなるんだろうな~、と思って読んでいました。

ついでですので、私が返還請求する場合の予想(妄想)シナリオを書いておきます。

先ず、事前にオーストラリア税関の担当部署に諸手続きの方法(手順)を質問しておきます。(必要書類を洩れなく集める為)
多分、要求されるのは、空港税を払った証拠書類。実際に到着し、出発した便の搭乗証拠書類。
パスポート関連の資料(いらないか?)などかと思います。

こういった物を入手できるのは、オーストラリアを離れた後ですから、実際の手続きは、日本に帰国した後、証拠書類一式と、税の返還を求める申請書をオーストラリアの担当部署に送付する事で始まるでしょう(多分)。

問題が無ければ、お役所仕事がなされて、その後数ヶ月してから、忘れた頃にオーストラリアドル建ての小切手(AUD76)が届き、最寄の銀行に持って行って日本円への換金を依頼すると、法外な取り立て手数料と、円高の効果で、殆ど手元に残らない事に気付き、こんな面倒な事は二度としない事を決意する、、、、、

あくまで、私の妄想です。

***

(1) 税関のページ内の、所謂「空港税」について。

私は以下の様に見付けました。

●オーストラリア税関のトップページを開く。
●左のメニューから最も関係ありそうな「travellers」を開く、
●「Information for travellers」に始まる項目のリンク先を、上から順にざっと読んで行く。
●「Charter flights」内で、関連する単語を見付ける。
●「Information ... Custom's requirements for passengers and crew」で普通の便での扱いを確認。
 「travellers」ページ内のこれ以下の項目は読んでいません。

(2) 関連法令について。
●税関のページで見付けた、関連法令の名称を Google のキーワードとして検索し、本文を見付ける。

今、一部読み直してみると、私は一つ前の投稿で、嘘をついている事が判ります。

> 到着に利用した航空会社とオーストラリアから出発する航空会社が異なる場合も含まれる

の「航空会社」は「航空機」です。この様に、2次情報は本人の意思とは関係なく、いい加減な物になります。で、私は2次情報だけで判断した結果を信用しません。

私のおかしな点を見つけられましたら、是非お知らせ下さい。

ついでにお願い、、、
法令の第7項 Refunds of passenger movement charge の (2) の内容が私の頭では理解不能です。構文解析すらできません。北米在住のいなかっぺさんの解説を期待できるでしょうか?

  • いいね! 0
  • コメント 2件

2件のコメント

  • Re^5: 世知辛い世の中(空港税取り戻せますか、というQ&A)

    ボーやさん こんばんは

    言葉(人にものを伝える)って難しいですね。話すといいんでしょうけど文章のやりとりとりでは誤解も生じやすいと思っています。

    考えはボーやさんと一緒だと思います。「返金は無理」というのも間に立つ航空会社です。税関にはちゃんと返金の規定まであるのですから(今回こういう規定があるのを初めて知りました)。

    妄想の部分も多分そのようになるかと...で手数料で返金されたお金は飛んでいき、ほとんど手元にお金は残らないんじゃないのかな。労多くして功少なしですね。だからこういう事を誰がするのかになるんでしょうけど、払った方としてはそれには納得がいかないと言うことになるんでしょうね。

    もう一つ言うと、航空会社自身が徴収している燃料サーチャージはリファンド可能なんです(経験あり。正規割引航空券でした)。だから航空会社の問題でもなくてそこから上(空港会社や役所)の問題なのだと思います。もっと言うと、航空会社と空港会社や役所の間の金銭のやりとりが問題なのでしょう。多分...

    関連法令のサイトありがとうございました。全部は読んでいませんが、第9項Refunds of passenger movement charge (2)は確かにわかりずらいですね。私もそんなに英語が堪能な訳ではないですが、要は、リファンドの手順?を書いてあるんじゃないんでしょうか?法律用語が多くてわかりにくいですが自分なりの解釈を。

    法律に定める権限のある役人が指示するなら(1)に挙げられている人に対してリファンドが法律に定める出発に関わる該当者によって税金の返還を申請されるべきものとし、そのように申請されたリファンドは当然該当者に支払われるべきものとする。

    わかりにくい日本語になりましたが...

    • いいね! 0
    • コメント 1件

    Re^6: 世知辛い世の中(空港税取り戻せますか、というQ&A)

    いなかっぺさん、こんばんは。

    コミュニケーションは、確かに、文字だけってちょっと難しい部分がありますね。

    翻訳、ありがとうございました。
    そういう意味だったんですね。

    又、燃料サーチャージのお話も有難う御座いました。
    私もこの話は、比較的最近、ドイツの旅行代理店で、チケットの詳細条件を尋ねた時に、初めて説明されました。
    チケット自体は、一旦発券したら、変更、返金不可の厳しい条件の物でしたが、往路使用前のキャンセルであれば、諸税部分(燃油サーチャージ含む)は返金できるとの説明でした。

    この説明からすると、往路の出発迄は、諸税も航空会社で管理している様ですね。

    又、その後、日本の代理店で、日本ではどういう扱いになるのか疑問に思い、ほぼ同様の条件のチケットの詳細条件を問い合わせた時も、(代理店から、一旦、航空会社に問い合わせる形になりましたが、、要するに、即答できなかった、、)同様の返事をもらっていますので、日本でもそういう扱いをする航空会社はある様です。

    他の航空会社も、同様の処理をするのかは不明ですが、ひょっとすると、国土交通省で、某かの指導を出しているかも知れません。

    国の役所は最近メールでも質問を受け付ける様になった様で、私が以前、ルフトハンザの燃油サーチャージの説明方法に関連して、認可条件を質問した時の様子では、アウトソーシングされた受け付け会社が、質問内容を見て、適切な部署に回答要請を振り分けている様です。数日で回答が来ました。

    国に対しては、かなり気軽に質問できます。

  • 訂正

    最近老眼が進んで、数字を読み間違えていました。
    最後の段落中、「第7項」は「第9項」の誤りです。

    • いいね! 0
    • コメント 0件