バンコク国際空港 飛行機から空港内をつなぐ通路(なんてゆうんでしょうか?)のすきまから感じる空気に、生暖かいような、口ではいいあらわせないにおいがしました。 おなじ飛行機だった日本人以外は、ぜ~んぶ外人さんなのがうまれて初めての経験ですw ここでは私が外人なんだとおもうと、なんだかすごく嬉しくなりました! みんなと同じ方向にあるいていけば多分大丈夫だとおもって、ずっとついていこうとしたら、飛行機で隣にすわっていたひとが、 「危ないから、空港から出るまで一緒にいてあげる」 私もその方がいいかなぁとおもったので付き添ってもらいました。 入国審査場の前には、いっぱい人がならんでいて、私の番になるまで40分もかかってしまいました。 待っているあいだ、その人が泊まる予定のゲストハウスの名前とメアドを書いた紙をもらいました。 「ホテルにいても絶対おもしろくないし、周りにいるバックパッカーはみんなカオサンにいくから今夜にでもおいで!迎えに行くから」 周りのかっこいいひとたちがみんなカオサンにいくなら、この人が言ってることがただしいのかなぁ...とも思えてきたので、あとから連絡しますといってわかれました。 出口へ向かうといろんなツアーの名前を書いたひとが迎えにきてくれていました。 私が参加しているツアーはすぐに見つかりました。 「サワディーカップ、コニチワー!」 一瞬、日本人かなぁと思うほど日本人そっくりの男の人が私をむかえてくれました。
バンコク 1 バンコク国際空港は想像していたよりもず~っとすごいところでした! こんなにたくさんの旅行者は福岡にいたらぜったいみることができませんw それに、もし一人できていたら空港でまよってしまってこまっただろうなぁ ツアーにしてよかったとあらためておもいました。 ガイドのファンさんは何年か前に日本で働いたことがあるそうで、すごく日本語が上手でした。 同じツアーに参加した人たちに挨拶して、大きなワゴン車(でも中は席が多くてせまかった)でホテルへと向かいました。 高速道路から見るはじめてのバンコクは、福岡よりもず~っと都会でした。 日本みたいにビルが密集しているわけでもないのに、ところどころ変わった形の高層ビルがニョキニョキたっていて、ときどきビル一面におじいさんの写真があったり(ファンさんにきいたら王様でした恥)。 こわかったのはファンさんの運転でした。 ほかにも車がたくさん走っているのにすごいスピードで隙間をすりぬけていくんです! ほかの人たちも、 「あぶなーい!」 っていってたけどファンさんは笑っているだけでしたw ほかの車もときどきいきなり割り込んできたりしてたけど、よく事故にならないなぁと思いました。 一緒になった女の子2人は高そうなキャリーやアクセサリーをつけていてすごくきれいでした!(それに、すごくいい匂いがしました) バンコクにともだちがいて、買い物やマッサージにつれていってくれるそうです(いいなぁ) 夫婦の方たちはバンコクにすんでいる日本人のともだちに会いにきたそうです。 「若い人ばかりで恥ずかしい」 といっていましたが、私のほうがよっぽどはずかしかったですw 高速をおりると渋滞がすごくて、ホテルがみえているのになかなかたどり着けませんでした。 おなかがグーグーなっているのがばれたらどうしようとヒヤヒヤしていました。
バンコク 2 バンコクパレスとゆうホテルについた時は、もう夕方になりかけていました。 あんなに早く家をでたのに半日以上かかるなんて!どうりでおなかがすくはずですw ホテルのまわりは都会なのに、そこらじゅうに屋台がでていていいにおいがしていました♪ とりあえずシャワーをあびて、これからどうするかかんがえました。 チェックインはファンさんが全部してくれたので問題なかったけど、これから最終日まではひとりで過ごさなくちゃいけないことが、ワクワクするのとおなじくらいこわくなってきました。 ホテルの近くにセブンイレブンがみえたので、とりあえずそこで何か買おうとおもって外にでました。 屋台でごはんを食べたらおなかをこわすっていわれてたけど、目の前で焼かれているやきとりや、タイ人がたべているラーメンのようなものをみると我慢できなくなってきましたw じ~っとみていたら、お店のおばさんがニコニコしながら、おいでおいでって手招きしてきました。 ちかづいていくと、りょうりをゆびさして「どれがいいの?」といっているみたいでした。 「ヒウマイ?ヒウマイ?」 おなかへった?といっているんだとすぐにわかりましたvべんきょうしといてよかった~! うなずくと、「ここにすわって」とゆうふうにいすをゆびさしました。 まわりにすわっていたのはすべてタイ人で、すごくはずかしかったけどみんなニコニコして私をみていました。 私がすわったテーブルには小さなこどもがすわってカキ氷をたべていましたw 「アローイ?」 と聞くと、ウンとうなづいてくれました☆ 言葉がつうじたことがほんとにうれしくて、バンコクの空気にとけていくきがしました。 しばらくするとあんかけご飯のようなものがでてきました。 「ニーアライカー?」 と聞くと、 「パッぺオヮーン」 といわれました。 ぜんぜん辛くなくて、中華料理みたいでおいしかったです☆ 氷のはいった水もだしてくれたけど、私が 「ごめんなさい、のめません」 と困った顔をしていると、クーラーボックスからペットボトルの水をだしてくれました。 きっと私とおなじような人がいたんだなぁ、たすかりました。 それから1時間くらい、おばさんとまわりのタイ人にいろいろ質問されたりタイ語をおしえてもらったりと、たのしい夕食でした。