08/03/04 07:44

成田-ロンドンが100万円

何気なく記事を読んでいたら、4月から普通運賃が10%前後上がるとか。
その結果、成田-ロンドン間が100数万円。そこでJALが独自の普通運賃を
設定し、それが102万円。たかが、ビジネスクラスの値段ですよ。

エコノミーは80万円前後(変動があり)。一体誰が乗るの?今朝の、
TVで元タレントで関西地方の知事になった人が、財政危機の上、上海出張
にエコノミーを使うと言っていましたが、国同様、最高にクラスが支給
されることになっている。彼らはノーマルのファーストで行く権利が
あるのです。

ノーマルで乗る客がきちんと払うので、後はただ同然で乗って下さい
では、乗る方も気分が悪いはず。一体、何を根拠にこの価格を設定し
ているのか。ホテルのラックレートは高くても実勢の倍。家電だって
PCだって、今や6-8割が良いところ。実際には一人か二人は、乗っている
かも知れませんが、現実離れです。

でも、この額(に近い)が、支給されるのですよね。
国会議員とか官僚の視察という名の大名旅行=物見遊山に。

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3件のコメント

  • 国家公務員の海外出張

    「ここにも税金の無駄遣い」と立腹される方も多いのではないでしょうか。

    国家公務員の海外出張旅費は、「国家公務員等の旅費に関する法律」↓で決まられています。民間企業の海外出張旅費規程は各社様々で、社長でもエコノミー利用のところもある一方で、羽振りの良い会社はヒラでもビジネス利用の場合もありますが(バブルのときには多かった)、国家公務員は比較的恵まれた条件だと思います。ただし、業務上渡航ではスケジュール等変更できないと支障がでる場合もあり、予約クラスを上げざるを得ない場合もあります。
    http://law.e-gov.go.jp/htmldata/S25/S25HO114.html
    関係条文は下に抜粋しておきます。

    条文は難解ですが、要は「国際線を利用するときは、本省課長補佐級以下はエコノミー、課長以上はビジネス、長官以上はファースト」ということになっています。
    法的にはノーマル航空券が使用できます。エコノミーの運賃は多種多様で法的にはどの運賃を適用するかは決められておらず、各組織の内規で規定されており、多くがY2運賃を上限としており、さすがにYノーマルは使わないようです。格安Cを使う場合、Y2運賃以下であれば良いということになっていることが多いようです。ついでに付け加えておきますが、航空券は実費精算なので、上位クラスの費用を受け取って格安券で行き差額を懐に入れるということは、現在はできないはずです。

    庶民の質問に対する役所の回答↓。理由が無理矢理こじつけたようでおかしい。
    http://www8.cao.go.jp/monitor/answer/h14/ans1502-002.html

    国家財政が危機的なのだから、せめて「ファーストクラスは大臣限定、ビジネスクラスは本省局長級以上」に法改正(あるいは内規の改正)できないものかと思います。法律の第一条・目的「国費の適正な支出を図ること」と合致していないようにも思います。このようなことを書くと公務員の人たちは怒るだろうな。
    民間企業はバブル崩壊後、経営状態の悪化に伴い、利用クラスのダウングレードが進んでいったものです。ファーストクラスやビジネスクラスの利用が減少すると航空会社が困るから、その筋から圧力がかかり(よくある話)、公務員のダウングレードは進まないかも知れません。

    ――――――――――――――――――――――――――――――――
    「国家公務員等の旅費に関する法律」抜粋
    第三十四条  航空賃の額は、次の各号に規定する旅客運賃(以下この条において「運賃」という。)による。
    一  運賃の等級を三以上の階級に区分する航空路による旅行の場合には、次に規定する運賃
    イ 内閣総理大臣等並びに指定職の職務にある者であつて一般職の職員の給与に関する法律第六条第一項第十号 に規定する指定職俸給表の適用を受けるもののうち同表の六号俸の俸給月額以上の俸給を受けるもの(同表の七号俸又は六号俸の俸給月額の俸給を受ける者にあつては、各庁の長が財務大臣に協議して定めるものに限る。以下この号において「特定指定職在職者」という。)及び指定職の職務にある者であつて同表の適用を受けないもののうち各庁の長が財務大臣に協議して定める特定指定職在職者に相当するものについては、最上級の運賃
    ロ 指定職の職務にある者(イに該当する者を除く。)、七級以上の職務にある者及び長時間にわたる航空路による旅行として財務省令で定めるもの(以下「特定航空旅行」という。)をする六級又は五級の職務にある者については、最上級の直近下位の級の運賃
    ハ 六級以下の職務にある者(ロに該当する者を除く。)については、ロに規定する運賃の級の直近下位の級の運賃
    二  運賃の等級を二階級に区分する航空路による旅行の場合には、次に規定する運賃
    イ 内閣総理大臣等並びに指定職の職務又は七級以上の職務にある者及び特定航空旅行をする六級又は五級の職務にある者については、上級の運賃
    ロ 六級以下の職務にある者(イに該当する者を除く。)については、下級の運賃
    三  運賃の等級を設けない航空路による旅行の場合には、航空機の利用に要する運賃
    四  内閣総理大臣等又は指定職の職務にある者が公務上の必要により特別の座席の設備を利用した場合には、前三号に規定する運賃のほか、その座席のため現に支払つた運賃

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    Re: 国家公務員の海外出張

    国家公務員の詳細な海外出張規定良く分りました。

    世間の風当たりが厳しくなって、昔と随分変わったのでしょうね。

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  • でも乗っている人がいるのも現実です。

    JORGE殿

    たしかに大変な金額ですが それでもビジネスクラスから満員?になっているのも事実とか・・。

    日本での物指しと海外諸国の物指しが またまた目盛りの換算値が大きく変わってきたのではないでしょうか。 お隣の国のほとんどの会社の人の出張は少し地位が上がればほとんどがビジネスクラス利用だとか。

    その人たちの年間収入はそれほどでなくても・・。

    その昔 私が入社当時の米国西海岸往復のツーリスト運賃は 私の初任給の十数倍だったと記憶しています。 それに比べれば ロンドン往復100万円は安い、とは言いませんがいろんな意味でわれわれの暮らしが昔の水準に回帰しているのだといえない事もありません。

    ここ 2-30年 夢を見ていたのかもしれません。

    ああ 夢なら覚めるな もうすこし。

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    Re: でも乗っている人がいるのも現実です。

    本当に全額出しているのでしょうか?

    会社では、取引旅行会社から大幅に割引させているようです。それでいて、普通航空券でした。

    昔は派遣社員等を除き、全社員ビジネスクラスでした。バブル以降、片道8時間以上の場合のみビジネスクラスになり、次長以上であれば全区間ビジネスクラスでした。

    昔、出張(1971年)に妻と一緒に行きましたが、東京-USA東-プエルトリコ-USA南-USA西-ハワイ(ハワイ-マウイ-オアフ)-大阪で約42万円(Yクラス)でした。給料の十数倍でした。
    それを思うと100万円は安いのでしょうね。

    東南アジア(大阪-マニラ-シンガポール-クアラルンプール-ペナン-バンコク-プノンペン-シェムリアプ-プノンペン-香港-台北-大阪)は、約13万円(1966年、当時学卒の給料約¥25,000?)でした。

  • え!航空運賃てそんなに・・・

    驚きの金額です!

    何故、何故、・・・。
    格安航空券でロンドン又はフランクフルト¥48,000を見たばかりでした。

    そして普通運賃の更なる値上げは何を意味するのでしょうか?

    1割程度この運賃で乗って貰えば残りの9割はタダでもOKということでしょうか?
    つまり、1割の人を運ぶ為、小さな飛行機では揺れや空間が狭い等から大きな飛行機を造ったので、後、残り9割は如何でも良いと思っているのでは?(少し過激かも?)
    真面目に考えて貰いたいですね。

    国会議員や知事等、海外視察という名目で物見遊山が多いようですが、帰国後必ずその報告会でもして、その成果をどのように生かすか定量的にして欲しいですね。

    彼等は本当にピン撥ね無しに、普通航空運賃を払っているのでしょうか?
    企業は、普通航空券を旅行会社と提携して安く買っていました。
    昔、公務員の場合、自ら格安切符を買って、普通運賃の請求をしていたことがあります。

    国民の税金で仕事をする以上、国会、地方議員、公務員等は国民の納得の行く海外視察等にすべきではないでしょうか?

    国会、地方議員、公務員の一部はボランティアによる公務を取り入れ、内部の活性化、人員削減等で悪いイメージを払拭することによって、日本国民全体の意気込みも違ってくるように思えます。
    (ボランティアの人が業務についていると、国民も信頼感や安心感が生まれる気がします。)

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