退会ユーザ @*******
08/03/03 23:02

ミュンヒェン(続き)

ミュンヒェンの中心部には、近代的なショッピングモールができていました。
これは一昨年にはなかったと思います。
この手のショッピングモールは、この前ローマでも見たので、一種の流行なのでしょう。

王宮庭園の回廊で、ヴィヴァルディを演奏しているクァルテットがありました。
正統的な演奏とは違った、ちょっとけれん味のある解釈がおもしろくて、
少しお金を投げようかと思っていたら、CDを並べていたのでそれを買いました。
5 Jahreszeiten(五季)という題名から、どうやら本当はクィンテットのようです。
街角で演奏している音楽家はよくいますが、この4人はかなりの腕でした。

ただ季節的に観光客も少ないし、街角ミュージシャンの数も夏ほどではありません。
この季節にイザール川でサーフィンをしている人がいたのには驚きました。
川底の地形のせいか、ある部分だけ異常に波が高く、どうやらサーフポイントのようです。
暖かいとは言っても、最高気温が17~18度ぐらいなんですがね。


ミュンヒェンから日本に資料をかなり送りましたが、
ドイツの郵便料金が非常に高くなったことを改めて実感しました。
昔は日本よりもはるかに安かったのですが、今は逆です。
民営化以来のようで、日本もいずれはそうなるのかもしれません。
郵便局内には、郵送に必要な文具類やパッキング用品がすべてそろっています。
これは以前には見られなかったことで、民営化のおかげかもしれません。
日本までの小包は2kgまで12.9ユーロ。
それを越えると極端に高くなり5kgまで37ユーロです。
ぎりぎり2kgまでに抑えた小包を2個送りました。


後もう一つ。この季節ならではだと思いますが、夕暮の広場で鳥の声を聞きました。
最初は口笛か合成音声を流しているのかと思いましたが、
石造りの建物や敷石で音響効果が出たのでしょう。
今まで聞いたことはないけれど、非常にクリアで際だっているので
たぶん噂に聞くナイチンゲールではないかと思います。
ローマの宿でも、毎日明け方の4時頃から6時頃まで同じ鳴き声が聞こえました。
数年間ドイツに住んでいたのに、この声には気づきませんでした。
おそらく今が恋の季節なのだろうと思います。

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2件のコメント

  • ナイチンゲール

    amoromaさん
    旅のレポート、とても楽しませて頂いております。

    ナイチンゲールの声は、単なる鳥の声とは思えないような、メロディアスでとても澄んだ歌声。ロンドンでも、夜更けから早朝にかけて啼くことが多いですね。あまりの声の美しさに、寒い戸外でしばしうっとりと佇んでしまうことがよくあります。

    しかして、その正体は・・・。
    英語では、blackbirdともいいます。その名のとおり、真っ黒で体長20センチくらい。くちばしだけがオレンジ色です。メスは、ヒバリみたいな色。お昼間は、普通に芝生の上や木の間で遊んでいます。

    日本では名前だけが有名になって、実際に聞くチャンスがないのが残念。良い思い出になりましたね。

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    退会ユーザ @*******
    08/03/05 12:49

    blackbird

    maddycatさん、こんにちは。
    この間まで異様に暖かかったドイツやイタリアも、
    どうやら冬に逆戻りしたようですが、イギリスはどうなのでしょうか?

    その黒い鳥って、もしかしたらAmsel(クロウタドリ)じゃないですか?
    アムゼルなら、ドイツでもよく見かけます。
    でもあれはナイチンゲールとは違うと思うんですけど。

    ただこの間ミュンヒェンの広場で夕暮れに聞いたときには
    木の上に黒い、かなり大きなシルエットが見えたので
    あれはやはりアムゼルだったのかもしれません。

    あの声は、ある程度の大きさの鳥だという気がしましたし。

    アムゼルの声は知ってるつもりだったんですが、
    繁殖期には普段とは違った鳴き方をしたりしますものね。

  • 真夜中のナイチンゲール

    という 竹内まりあサン の歌を聴いた時に その歌のなかに出て来る 「さえずる さよなきどり」 というのが 題名のナイチンゲールと いったい何の関係があるのか ないのかと おはずかしながら 疑問に思った記憶があるのですが 今やっとわかりました

    さよなきどり 小夜啼(鳴)鳥 = ナイチンゲール だったのですね

    そういえば 私もヨーロッパへ行くと 日本では 恐らく聞いた事のない とても気になった鳥の鳴き声がありました  ただ 今頃の季節ではなかったので 他の鳥だとは思うのですが・・・


    ミュンヘンへ 昨年の夏に参りました際に 私もヴィヴァルディの四季などを 演奏されていた方達を見かけました  司会?担当兼ヴァイオリンの40代くらいの方を中心とした 男性のグループでしたが 結構お上手でしたので 翌日も聞きに行きました  あの方達かなぁ・・・


    何だかお帰りの際は 悪天候のお陰で大変でいらしたようですが ご無事にお帰りになられて 何よりでした

    昔 昔 15人位の団体のツアーに 1人で参加いたしました際に (記憶に自信はありませんが)  サベナで成田を1時間遅れで出発した上 悪天候の為に ブリュッセルの空港に +1~2時間遅れで着陸し 乗り継ぎ便には間に合わなかったような・・・ 確か サベナの職員の皆さんは 既にご帰宅された後でおらず 対応にあたったのは エールフランスのお姉さんでした  

    取り敢えずその夜 フランクフルトまでは 行けたものの その日中に 行く予定であったベルリンへは辿り着けず 添乗員さんは フランクフルトの空港玄関?出口付近にあった 色んなホテルの名前の書いた看板?に付いている ホテル直通電話?で その夜 泊まるホテルを探し ホテルの車に 空港までお迎えに来て頂き フランクフルトのホテル泊となりました

    そして翌朝 空港へ行き ベルリン行きの 午後の便を確保し 皆でちょっと街へ出かけ 空港へ戻って来ると その間にキャンセル待ちの客を入れられてしまい またその便に乗れず 夜の便へ変更となりました

    添乗員さんは それまでの時間 休憩できるホテルを サベナに用意するよう交渉され そのホテルで暫し休憩した後 再び空港へ行き やっと夜遅くに 1日遅れで ベルリンへ辿り着きました  が しかし 本来はその日行く予定でした ペルガモン博物館見学などは 無しになってしまいました  ペルガモン博物館の代わりに フランクフルトの空港について詳しくなってしまいました

    帰国の日 ブリュッセルの空港で "出発直前に" サベナから お詫びとして "現地通貨で" 1万円分位を1人1人へ 渡されました  (そもそも成田出発が遅れたのは ある旅行会社の1人のお客を待ったからだとか)

    そのような時 添乗員さんがどう言う方かに依って 客は大きく左右されると思います  「旅行業務取扱主任者というのは 現地での事は任されていますので・・・」 と仰っていらしたような気がいたします

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    退会ユーザ @*******
    08/03/05 13:13

    Re: 真夜中のナイチンゲール

    こんにちは、ゲーセンアリアさん

    ゲーセンアリアさんもかなりひどい目に遭われたことがあったのですね。
    ペルガモンをご覧になれなかったのは残念でしたね。
    あそこはかなり見応えがあります。

    トラブルが起こったときには、添乗員は本当に大変だろうと思います。
    すべてが自分の思い描くとおりに運ぶものだと思いこんでいるような
    お客さんもいるでしょうし、不満が吹き出ることもあるでしょうからね。


    ところでわたしが聞いたのがもし本当にナイチンゲールだったとしたら、
    あれは真夜中にはあまり鳴かないのではないかと思います。

    時差のおかげで夜中にたびたび目が覚めたのですが
    聞こえるのは決まって明け方の4時半頃から6時頃までです。
    その間、ずっと飽きずに鳴き続けています。常に一羽です。
    あれで何羽もいたら、ちょっとうるさいかもしれません。

    ミュンヒェンでは2度聞きましたが、2度とも夕方暗くなってからでした。
    つまりわたしの理解では、あの鳥は夕暮れか明け方の薄暗いときに鳴くのだろうと思います。

    ミュンヒェンでお聞きになった男性のグループというのは、
    もしかしたらわたしが聞いたのと同じかもしれませんね。
    買って帰ったCDを見たら、40代が1人、30代が2人、20代が1人です。
    本当はそれにもう1人、女性のヴァイオリニストを含めて5人のようですが
    当日は女性は見かけませんでした。
    全員がウクライナ、ブルガリア、カザフスタンなど、東欧系の人たちです。
    演奏がいわゆるヨーロッパの正統からちょっとずれている気がしたのは
    そのせいだったのかもしれません。