チェンマイとバンコクとは全く違うし、KLとは別世界

バンコクが特別で、チェンマイと都会というよりも、田舎の都市です。
確かに雑貨は豊富なのですが、バザールで売られているものは、観光土産
で、本物を得るにはそれなりの苦労が必要です。雑貨だけならば、バンコク
の週末市場でも大差ないと思います。雑貨の多くがチェンマイでできるの
は確かなので、地元で買うという喜びはあるでしょうが。

バンコクは街が巨大すぎるという気がします。これが面白さでもあるの
ですが、バンコクには仕事で住むが、老後はチェンマイというように、
やはり癒しがあるのも確かです。自然も残っているし、少し郊外に出れば、
高級リゾートもある。また食べ物も東北部になるので、かなり違います。
簡単に言えば、ココナッツミルクを使わないカレーや、海産物でない
川の魚など。当然、かなり辛い。また、乗り合いタクシーが一般的だった
り、超近代的なバンコクとは相当異なる世界です。

一方、KLは都会です。またマレーシアはシンガポールと並んで衛生的な
国ですので、街がきれいです。国民性もあるのでしょうが、タイのよう
にのんびりという感じは少ない。物価はおしなべて安く、特にホテルが
安い。しかし、これも何度も書くように、ハードはそれなりなのですが、
ソフトが伴わず、値段相応という気もします。ただし、バンコクのホテル
が軒並み高くなったため、高級ホテルはアジアで最後の砦かも知れません。
是非、トップクラスのホテルに泊まってください(トップクラスならば、
さほどひどくはないので)。

買い物には便利です。高級デパートでなくても店員は英語を解します。
物の作りは悪くないのですが、これぞと言うような掘り出しものは
滅多にありません。要するに面白みに欠ける。この傾向は、食べ物
にも当てはまります。何度行っても、美味しいものに当たらない。
仕方なく、リッツカールトンに泊まったときに麗苑で食べましたが、
う～ん、香港ならば当たり前の味で、当然高い。

エアーアジアは安いのでいつも混んでいる(というか混んでいなければ
採算が合わない)。