先ほど戻りました。何事もなく楽しい旅でした、と言いたいところなのですが
最後の最後になってハプニングに見舞われました。
どうやらドイツ周辺で爆弾低気圧が発達したらしく、着陸時の天候不良で
ローマからフランクフルトに向かう便が大幅に遅れたのです。
1時間半遅れで離陸したもののフランクフルト上空でしばらく待たされ、結局2時間遅れ。
着陸時に、翼を地面にこするんじゃないかと心配したほど揺れました。
新聞の天気図を見ると中心は965ヘクトパスカル。台風並みです
おかげで日に1本しかない関空行きのルフトハンザに乗り継げず
アシアナ航空に振り替えてもらって、ソウル経由で帰るはめになりました。
この低気圧のおかげでフランクフルト発着便が軒並み遅れたらしく
事務処理窓口は全く統制の取れていない長蛇の列。
それぞれの処理に時間がかかるうえに、ようやく自分の番が来たと思ったら
ここはEU域内しか扱わないと言われて並びなおしたり、発券までに3時間ほどかかりました。
それでもわたしたちはまだ、その日の便が取れたのでラッキーだったというべきでしょう。
すぐ前にいた人など、ドバイまでの便は2日後しかないと言われ
結局払い戻して買い直す羽目になったようです。
日本ならもう少し手際よく列の整理などをしただろうと思いますが
それでもまあルフトハンザは誠実に対応してくれたほうだと思います。
アシアナ航空は初めて乗りましたが、結構快適で、乗務員も親切でした。
食事はルフトハンザよりおいしいと思いました。
ただフランクフルト発だと当然ドイツ語が通じると思ったのに
機内放送は韓国語と英語のみ。乗務員もドイツ語は話せないようでした。
日本人の乗務員がいたので、意思の疎通に問題はありませんでしたが。
出発前にみなさんにお聞きした液体の件ですが、全く問題ありませんでした。
持っていったのはローションと乳液それぞれ30ml、喉スプレー、液体絆創膏
リップクリーム、目薬、瞬間接着剤(よく爪が割れるので)、歯磨きなどですが
ちらっと見るだけ、といった感じでした。
むしろスキミング防止用のカードケースが機械に反応するらしく、何度か引っかかりました。
あと誤算だったのは、ヨーロッパが異常に暖かかったことです。
2月終わりにミュンヒェンで21度を記録したそうで、昼間はコートがじゃまでした。
ただミュンヒェンでもローマでも、昼夜の差が大きいので
やはりコートなしではちょっと無謀だったと思います。
しかし本当にもうヨーロッパの気候はどうとかは、言えなくなりました。
今回の低気圧だって、この季節にはちょっと異常ですしね。
というわけで、とりあえずご報告まで。