DC Auto/Air Power Adapter 機内PC電源について、ご存じないようですので。 電源はAC100Vではありません。 確か12Vの入力(変換器にとってで、出ているのが12V)で、車のシガー 電源と共通。これをPC用の15-19Vに変換するのが一般的。 出力電圧はチップで調整するタイプが多いと思います。 米国の代表的なメーカー、TARGUS社のものを貼っておきます。 www.targus.com/us/product_details.asp?sku=APD10US 一般的に、DC Auto/Air Power Adapterというものです。 PCによっては専用のコードが付属しているものがあり、実際私が 持っているOQOのACアダプターにはPC電源ポートから直接電流を得て、 本体の電圧に変換しているものもありますが、これは例外中の例外。 家電量販店ではなかなか見つかりませんが、秋葉原などでは簡単に 手に入るし、通信販売でも可能。海外の空港や機内でも購入可能 ですが、ロンドンヒースローで安いのが50£。 もう一種類は、同じ電源から一度通常のAC100Vに変換し、後は、 「普通のコンセント」に差して使う物もあります。座席の電源ポート から、その変換器までは上と共通で、出口が100Vです。ただし、 最大でも70Wですので、電力消費の激しいラップトップを二台付けると 落ちます(全部きれるのかな?)。最近はこちらのほうが多く、 しかも5千円くらいで購入可能です。この手の商品が得意なのが、 大阪と東京に店舗があるモバイル専科(www.wolf.ne.jp/)です。 ただし、この手の商品は結構欠陥があり、ここで買ったものでは ないのですが、一台は電源が入らず、一台はPCポートへ差すオスの ピンがずれていて、持って行ったものの使い物にならなかったこと があります。車のシガーソケットの先を外すようになっているので、 一度車で作動することを確かめてから使って下さい。 下のタイプのほうが構造上どうしても重くなります。ラップトップだけ ならば、上のタイプのほうが良いでしょう。ただし、電圧がきちんと出 ていることを確認してください。万が一15V入力のものに19Vを通電する とバッテリーだけでなく、回路も壊す可能性があります。 ここで、本題。フィンエアーはまだ搭載していないと思います。 そこで、役立つのが汎用バッテリー。機種にも依りますが、標準バッテ リーと同じか、大容量バッテリー同等まで持続します。以前は、2万円 程度したのですが、最近は、一万円前半で出ています。しかも各メーカー 専用のものが。500 g前後するのが最大の問題ですが。これなら電源は 気にすることはない。持って行くPCが8インチ以下の液晶で、省電力タイプ のCPU(C3なんぞ10Wで動きます)ならば、この手の外部バッテリーでも 大陸横断は可能でしょう。このような外部バッテリーは、ヨドバシカメラ のような店でも最近は売っています。