国境を越える切符 たかちゃんさんに別のところで確認していますので、補足して書きますと、国境を越える切符を通しで買うのに比べると、 出発地-国境(手前)駅 国境(手前)駅-(あちら側)国境駅 (あちら側)国境駅-目的駅 と3枚の切符にした方が運賃が安くなるケースがあると言うことです。ただしこの場合国境(手前)駅、(あちら側)国境駅で一々下車して切符を買わねばならず、乗ってきた列車の出発に間に合うかどうかはわからないので、そのつど荷物を持って列車を離れるのだそうです。 ドイツやオーストリアのように、オンラインで切符が買えたり、どこの駅からの国内のどの区間の切符も買えれば、列車に乗る前に上記の区間の切符をすべて入手し、一々国境で降りなくとも旅行ができますが、これはわたしが自分で調べたのですが、München-Salzburg-Wienは国境で分割しようが、通しで買おうが値段は同じでした。ですから必ずしもすべてのケースに当てはまるわけではないようです。 ジャーマンレイルパスはモトがとれる数少ないパスです。しかしこれも乗り方しだいです。フランスからですとストラスブール経由でドイツに入って、ベルリンとかハンブルクまで往復するような長距離に使えばそれで値段のモトは取れて後はオマケとして使えますが、近距離の小刻みな移動しかしないのであればそのつど切符を買った方が安いケースもあります。オーストリアのパスなどはもともと国が小さいところにもってきて、フランスのTGV、ドイツICEのように特急料金を取る列車がほとんどないので、モトを取るのは至難です。