08/02/18 17:02

日程的にリスクが高い

冬の九寨溝は入場者が少ないです。実際、12月上旬の入場者数最高3千人程度が、下旬には千人を切っています。1・2月の数字は確認できませんが、ほとんどの日が千人以下であることは間違いないでしょう。これは、昨年1月に私が観光したときの実感からもいえます。ですから、九寨溝のホテルの過半がこの時期には休業中なのですし、航空便も成都からだけで、日2・3便となるわけです。
この入場数からして、溝内バスも大型バスは運行せず、小型バスとなります。昨年1月に私が経験したように、自由に乗り降りさせるの基本とせず、個人入場者の場合、入口の出発停留場で乗り込むと、乗客全員の臨時ツァーとなり、箭竹海を皮切りに、スポット(熊猫海・五花海・珍珠灘・諾日朗瀑布・老虎海・樹正群海・盆景灘など)に下車観光することになり、後半はともかく、自由に乗下車できません。それに、本数も少なくなります。すなわち、自由な乗下車による、自由なスポット巡りは無理ということです。当然ながら、午後にはいると新規の入場者もほとんどないでしょうから、入口発の溝内バスも事実上なくなります。
この状態が3月のいつまで続くかは確認できません。
で、3月のいつ頃行かれるかは分かりませんが、ひろこさんの日程では、事実上2日目午前のみしか観光できないと考えたほうがいいのではないでしょうか。それだと、出口に戻るバスがない可能性もあり、極めてリスクがあります。たとえあったとしても、最大で、箭竹海・熊猫海・珍珠灘・珍珠灘瀑布が精一杯ではないでしょうか。

以上のことから、せっかくですが、この日程で、わざわざ往復を航空便で行くのは、費用と時間の無駄というものです。この費用と時間を成都とその周辺の観光に当てるべきではないでしょうか。九寨溝は黄龍と組み合わせて考えれば、6月下旬~10月下旬までの時期に行かれるのがいいでしょう。

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